久保建英にアヤックスが2年契約を提示。レアル・マドリーの優先事項は…

久保建英。写真:徳原隆元/(C)Takashi EUEGISHI

以前から関心を示しているチームには挙がっていたが――。

 RCDマジョルカへの期限付き移籍を終えて保有権が一旦レアル・マドリードに戻る久保建英だが、さらに1年間、他チームにレンタルされる可能性もあり、2020-21シーズンの動向がスペイン国内外で注目を集めている。そうしたなかスペインメディア『ムンド・デポルティーボ』は7月29日、今季オランダリーグ(エールディビジ)を首位で終えたアヤックス・アムステルダムが、久保を2年間の期限付き移籍で獲得したいと申し出ていると報じた。

 2019-2020シーズンのオランダリーグは、新型コロナウイルスの影響によって4月の段階で中止を決定。25・26節を終えた時点で、アヤックスは18勝2分5敗でAZアルクマールと勝点56で並び、得失点差で首位に立っていたが、優勝、昇格、降格はなしという措置が取られた。

 以前にスペインメディア『アス』が「スペイン国内外の30チームが久保の来季獲得に関心を示している」と報じた際、アヤックスの名前も具体的に挙がっていた。

 今回の記事によると、アヤックスはレアル・マドリードに対して、久保を2年間のローン移籍で獲得したいと申し出ているという。その育成システムの抜群の環境が世界的にも知られるオランダの名門が、2シーズンのスパンで久保を引き受けたいと考えている。

 また、3人に認められるEU外の外国籍選手枠がヴィニシウス、ロドリゴ、エデル・ミリトンによって埋まっているため、久保のレアル・マドリード復帰が難しいという現状を説明。久保サイドは欧州チャンピオンズリーグの出場権を得ているチームでのプレーを優先的に希望し、スペインであればセビージャFC、そしてスペイン国外であれば今回のアヤックスが“有力候補”になり得るというのだ。

 今回の記事では「アヤックスは久保にとっていい選択肢になるだろう」と評価。あとは久保やレアル・マドリードの意向によると説く。

 ただ、レアル・マドリードからボルシア・ドルトムントに期限付き移籍していたアクラフ・ハキミがインテル・ミラノに完全移籍し、ダニ・セバージョスもアーセナルFC残留の可能性が高まっている。レアル・マドリードは久保をスペインでプレーさせたがっていると言われるのは、そのようにスペイン国外で活躍した場合に戻ってこなくなる可能性が出てしまうからか。しかも、オランダリーグは9月上旬に2020-21シーズンの開幕を迎えるだけに、早めの決断も求められるだろう。

 スペイン国内を優先するのであれば、セビージャ、レアル・ソシエダ、レアル・ベティスが具体的な候補に挙がっている。あるいは昨季のように、ひとまずプレシーズン、レアル・マドリードに復帰することもあり得るか。アヤックスが本気で獲得に動けば、心が揺れ動くことも!? 

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[文:サカノワ編集グループ]

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