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【移籍】久保建英の後継者、レアル・マドリードMFブラヒム・ディアス獲得へソシエダが動き出す

久保建英。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

リバプールへの移籍話、これから本格化か。

 スペイン1部レアル・ソシエダのサッカー日本代表MF久保建英(Takefusa KUBO)にイングランド・プレミアリーグのリバプールFCへの移籍の噂が浮上するなか、ソシエダのイマノル・アルグアシル監督がその後継者探しを進めている。そしてレアル・マドリードのMFブラヒム・ディアス(Brahim Díaz)の獲得に動き出したという。

 レアル・ソシエダは7月25日、ジャパンツアーを実施して、パナソニックスタジアム吹田でガンバ大阪と対戦。久保は右ウイングで先発出場し、52分までプレーした。20日にチームに合流したばかりで、感触を確かめるように、何度かタテやカットインを仕掛けるなど見せ場を作った。試合は1-0でレアル・ソシエダが勝利を収めた。

 そうしたなか来日したジョキン・アぺリベイ会長がメディア取材に応じて、久保のリバプール移籍の噂を問われ、「大丈夫です。どのクラブとも交渉していません。マーケットが開いている最中なので、何が起こるかは分かりません。タケはラ・レアルにとても満足しているし、これからも留まってくれると信じています」と、久保への想いを語っていた。

 久保は2029年6月までR・ソシエダと契約を結んでいる。いずれにせよ、このアタッカーの流出は避けられそうになく、クラブは後継者探しに着手。『Fichajes』は7月23日、キリアン・エムバペ、エンドリッキの獲得により出場機会を失うことが確実なレアル・マドリードのモロッコ代表MFブラヒム・ディアスをターゲットに、動き出したとレポートした。

 テクニックとパワーを備えた爆発力あるアタッカーであり、8月3日で25歳の誕生日を迎える。まさにこれから、より輝きを放つ時期に差し掛かる。

 獲得には4500万ユーロ(約75億円)が必要になる。ただ久保売却の資金で賄えると見ている。しかもレアル・マドリードは久保の元保有先であり、交渉にもスムーズに入ることが可能だ。

 同メディアは「レアル・マドリードに利益をもたらすオファー。ブラヒムもプレー時間を得て、ラ・リーガで成長を続けるための素晴らしい選択肢となる」「レアル・ソシエダが上位争いを続け、欧州の大会で戦い続けたいという野心を示し、ブラヒム・ディアスはアルグアシルのプランの重要なパーツになる」として、両者ともに“win_win”の関係になれると見ている。

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 久保が”主役”だったシーズンオフのジャパンツアー2試合が終了。果たして、ここから移籍の噂が現実味を増していくのだろうか。

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