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レアル・マドリードがハーランド獲得?真相は!?となると久保の復帰は…

久保建英。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

本人もドイツでの戦いに集中したいと考えている。さすがに今夏の移籍はないか?

 スポーツ専門メディア『スカイ』ドイツ語版は4月14日、2020-2021シーズンの移籍市場の最新情報のなかで、スペイン1部リーグのレアル・マドリードが、ドイツ・ブンデスリーガのボルシア・ドルトムントでプレーするアーリング・ハーランドの獲得を目指しているとスペインメディア『マルカ』が報じた件について、「この夏はない」と断言。その理由についてレポートしている。

 記事によると、レアル・マドリードもハーランドのことはRBザルツブルク時代から獲得候補者としてリストアップしていた。しかし年齢的にも、ポジション的にも、高いレベルでコンスタントに戦う経験が必要であるとして、積極的に獲得合戦には加わってこなかった。何よりハーランド自身が様々な選択肢があったなか、自身の念願でもあったドルトムント行きを決断していることにも触れる。

 そうした経緯もあり、この夏、ハーランド自身が「移籍を考えることはない」と強調する。ドルトムントとは2024年6月まで契約を結んでいることもあり、19歳のノルウェー代表FWは2020-2021シーズン、ドイツでの戦いに集中し、1年を通じてコンスタントに結果を残すことを考えているという。

 とはいえ、ドルトムントで晩年までプレーすることはないだろうとも伝える。

 このまま進化を遂げれば、レアル・マドリードも獲得に動くはずだとも言う。獲得のための違約金も7000万ユーロ(82億円)に設定されているとされる。簡単には手を出せない額だ。もちろん、他のメガクラブも獲得を検討している。そう考えると、マドリッドに来るのであれば、早くても来年の夏ではないか? と予測している。 

 レアル・マドリードのこうした実力者の獲得の噂はあとを絶たず、一番は32歳になったカリム・ベンゼマの後継者探しに躍起になっている印象を受ける。ハーランドはセンターフォワードを主戦場に、セカンドトップ(トップ下)もオプションにしている。RCDマジョルカにレンタル移籍中の久保とのポジションは直接的にはかぶらないが、もしも二人の復帰と獲得が実現すれば、強力なタッグを築くことも、アタッカーの枠の中でライバルになる可能性もあり得る。

 ここから先、新型コロナウイルスの感染前とは、移籍市場での「価値」も大きく変わっていくことも考えられる。久保のような”生え抜き”が重宝される可能性もあれば、ドルトムントが突然ハーランドを手放すことも考えられる。1、2年先もまったく見通せないだけに、久保がジネディーヌ・ジダン監督に必要とされるのであれば、この夏のレアル・マドリード復帰も現実味を帯びてくるか。

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[文:サカノワ編集グループ]

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