ハーランド争奪戦、バルセロナも名乗り!レアル・マドリード、マン・Cが優勢だが「賭けに出る」
ドルトムントのアーリング・ハーランド。(Photo by Alex Grimm/Getty Images)
条件面ではレアルがリード。スペインメディアが報じる。
ドイツ1部ボルシア・ドルトムントに所属するノルウェー代表FWアーリング・ハーランドが3月にも、2022-23シーズンの去就を決断するのではないかと言われる。そして、その争奪戦にスペイン1部FCバルセロナが加わりそうだ。スペインメディア『SPORT』が2月19日に報じた。
フランス1部パリ・サンジェルマンのフランス代表FWキリアン・ムバッペとともに、その去就が注目を集める巨星の一人。今季ブンデスリーグ14試合・16得点・6アシスト、CLを含め公式戦通算20試合・23得点・6アシストと圧巻の破壊力を見せている。194センチある21歳のスーパーストライカーはドルトムントと2024年6月まで契約を結んでいる。
移籍するならば、次に迎えるオフは一つのタイミングになる。
記事によると、これまで多くのメガクラブが獲得を目指すなか、レアル・マドリード、マンチェスター・シティがリードしてきたと言われる。とりわけレアル・マドリードが最も魅力的な条件を提示していて、違約金ゼロで獲得可能なムバッペとともに“W補強”を目指している。
ただ、その長期化する駆け引きのなかに、バルセロナも飛び込んでいくそうだ。「ハーランドはバルセロナにとって、絶対的な優先事項であり、戦略的なターゲットである」として、複数のタレントを放出してでも補強したい意向を示す。
バルサとしてはクラブの新たな“リーダー”として、彼を迎え入れたい考えで、現在不利な状況打破へ「そこに賭けたい」ということだ。
レアル・マドリードは当初、ムバッペ獲得に最大2億ユーロ(約260億円)を準備。しかしフリートランスファーでの獲得が有力視され、その浮いた資金を活用し、ハーランドも獲得したい計画だ。しかしここに来て、ムバッペにはパリSGとの契約再延長の可能性もあり得ると言われている。
ハーランド獲得には、他にもマンチェスター・ユナイテッド、リバプールFC、アーセナルFCなども名乗りを上げている。父親がプレーしたプレミアリーグでのプレーを夢見てきたとも言われる(マンCにも所属していた)。
経営再建中のバルサは確かに形成不利に見られる。ただハーランドとともに新たな時代を築く――そのビジョンを示せれば、一発逆転もあり得るか。
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[文:サカノワ編集グループ]