久保建英、スペインデビューへ。バレンシア戦のメンバー19人に入る
久保建英。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
マジョルカがクラブ公式HPで発表。日本時間の2日0:00に試合開始。
RCDマジョルカがクラブ公式サイトで、9月1日(現地時間17:00、日本時間2日0:00開始)に行われるスペイン1部リーグ3節のアウェーでのバレンシアCF戦に臨むメンバー19人を発表した。そのなかに、レアル・マドリードから期限付き移籍した18歳の日本久保建英が初めて名を連ねた。
久保とともに8月22日にフランスのASサンテティエンヌから期限付き移籍で加入した28歳のフランス人MFヤニス・サリビュルも揃ってメンバーに入った。マジョルカの地元紙『ディアリオ・デ・マジョルカ』は二人のメンバー入りを、「素晴らしい(グレートな)ニュース」と伝えている。
マジョルカのビセンテ・モレノ監督は試合2日前、「彼ら(久保とサリビュル)は先週、チーム合流から試合まで1日しかトレーニングに参加していませんでしたが、今回、1週間、十分にトレーニングを積むことができたので、より可能性はあります」と、メンバー入りを示唆していた。
バレンシアは昨季スペイン1部リーグで4位に入り、今シーズンのUEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)の出場権も掴んだ強豪。今季これまで1分1敗と躓いており、ホームでの初勝利を狙う。
一方、マジョルカは開幕からのホーム連戦で1勝1敗。開幕のSDエイバル戦は2-1の勝利を収めたが、前節のレアル・ソシエダ戦は0-1で敗れていた。バレンシア戦は今季初のアウェー戦になる。
モレノ監督は「勝てる可能性を最大限に引き出す。最初のアウェーゲームがメスタージャ(バレンシアのスタジアム)になることはエキサイティングなことだ。そこで勝利を掴むことは、大きな挑戦になる」とも抱負を語っている。
このあとの日本代表の9月シリーズ(9月5日/キリンチャレンジカップ/パラグアイ代表戦@カシマサッカースタジアム、9月10日/カタール・ワールドカップ(W杯)・アジア2次予選/ミャンマー代表戦@ヤンゴン)のメンバーにも招集された。
スペインの地でデビューを果たし、インパクトを残すことはできるか――。
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[文:サカノワ編集グループ]