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W杯開催国メキシコでサッカーの試合中に武装集団が銃乱射、23人死傷

ワールドカップの開催地となっているメキシコ(モンテレイ)。(C)FIFA

メキシコ中部のサラマンカ市で

 2026年6月に開幕するFIFA北中米ワールドカップ(北中米W杯)の開催国メキシコで、サッカーの試合中に銃撃事件が発生した。

 メキシコ中部に位置するグアナフアト州サラマンカ市のコミュニティー「ロマ・デ・フローレス」にあるサッカー場で、現地時間1月25日、武装した男たちが銃を乱射し、11人が死亡、12人が負傷した。

 メキシコ大手紙『エル・ユニバーサル』によると、事件は日曜日の午後に起きた。被害者の多くはサッカーの観戦のためサッカー場に集まっていたところ襲撃された。武装した男たちは武器を所持してピッチ内に侵入し、至近距離から発砲したという。

 サラマンカ市当局の発表では、10人が現場で死亡し、1人は病院に搬送されたものの、その後死亡が確認された。負傷した12人はいずれも銃撃によるもので、医療機関で治療を受けている。

 事件発生後、地元警察が現場に急行。国家警備隊、国防省(SEDENA)、州治安部隊(FSPE)と連携し、実行犯の行方を追う捜索・警戒活動が直ちに展開された。

 また、グアナフアト州検察(FGE)が現場検証と証拠収集を行い、事件の全容解明に向けた捜査を進めている。サラマンカ市のセサル・プリエト・ガジャルド市長(与党モレナ所属)は、犠牲者や家族への連帯を表明するとともに、近年市内で相次いでいる暴力事件を非難した。

 W杯開催を控えるなかで、ホスト国メキシコの治安状況が改めて問われる悲劇的な出来事となった。

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 北中米W杯では、6月21日に行われるグループステージ(GS)第2戦で、森保一監督率いる日本代表がメキシコのモンテレイでチュニジア代表と対戦する。