大谷翔平の同僚ベッツ、遊撃2年目に迎える正念場。完全復活へのシナリオとは?
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昨季終盤に見せた兆し、打撃の復調が焦点に
MLB(メジャーリーグ・ベースボール)ロサンゼルス・ドジャースのムーキー・ベッツ(Mookie Betts)が、遊撃手として2年目となるシーズンを迎える。『ドジャース』公式サイトは1月28日、昨季打撃不振に終わったベッツが、2026年に復調を果たせるかに焦点を当てて特集した。
ベッツは2025年、打率.258、OPS.732、OPS+104と、いずれもメジャーキャリアでは低調な水準にとどまった。ただし守備面では評価を高め、遊撃手として初のフルシーズンでゴールドグラブ最終候補に選出。守備指標「OAA(アウト以上)」では、上位9%にあたる6を記録した。
打撃不振の背景には、シーズン序盤の体調不良があった。春季キャンプ終盤に胃腸の病気を患い、体重を約8kg落としたことをベッツ自身が認めている。さらに5月には左足指の骨折、7月には義父の死去により一時チームを離れるなど、心身ともに厳しい1年を過ごした。
8月4日時点では打率.231、OPS.657まで落ち込んだが、シーズン終盤は考え方を切り替え、残り47試合で打率.317、OPS.892と持ち直した。完全復調を予感させたなか、終盤の数字は2025年が「例外的な不振」だったとも言える。
2026年は状況が異なる。ショートでの守備への適応が進み、オフシーズンの準備を守備だけに割く必要がなくなった。ブランドン・ゴメスGM(ゼネラルマネージャー)も「より多くの余力を打撃に回せる」と語っており、バランスの取れた調整が期待される。
打線では、大谷翔平、フレディ・フリーマンに加え、新加入のカイル・タッカーが並ぶ。タッカーは2番または3番での起用が想定され、ベッツの打順や役割も再構築される可能性がある。
遊撃という守備負担の大きいポジションで、どこまで打撃を取り戻せるか。ドジャース打線全体の完成度を左右する。
40歳になる2032シーズンで引退する意向を示したベッツにとって、2026年はキャリア後半の方向性を占う重要なシーズンとなる。
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大谷翔平とともに迎える3シーズン目。華やかな守備に加え、再び安定した打撃成績を示せるかが注目点となる。




