FIFA 1月の国際移籍統計:日本はイン36人・アウト90人。シーズン移行期、際立つJリーグの人材流出
Jリーグ フラッグ 写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
日本でのプレーを希望する外国籍のトッププレーヤーの減少も浮き彫りに
FIFA(国際サッカー連盟)はこのほど公式サイトで、2026年1月の国際移籍に関する各国、大陸ごとのデータを公開した。
それによると、日本のクラブに関わる国際移籍では、36人が加入した一方、90人が去っている(フリートランスファーを含む)。
移籍金の支出額は約354万ドル(約5億5000万円)、収入額は約1200万ドル(約18億円)。支出額の前年比の成長率は-49.3パーセント、収入額の成長率は+23.3パーセントだった。
Jリーグのシーズン移行期であることが要因ではあるが、100人以上の移籍があった規模のリーグの中で、日本の人材流出は突出していた。
最も移籍の人数が多かったのがブラジルで、イン456人、アウト204人。インの中では、ポルトガルに次いで日本が多かった。
加入選手の平均年齢は23.7歳で、前年の25.1歳よりも下がっている。加入選手の前所属クラブの国籍ランキングは、韓国が12人で1位。ブラジル、ポルトガル、スコットランドが3人で続いた。
なお、同じくシーズン移行期であるアメリカ(メジャーリーグサッカー)は、イン112人、アウト176人だった。
日本人選手のプロカテゴリーでのヨーロッパ挑戦は100人を超える時代を迎えている。一方、元スペイン代表のアンドレス・イニエスタがヴィッセル神戸に在籍したのを一つの転換期に、日本でプレーを希望する外国籍のトッププレーヤーは減少し、ほとんどいなくなってしまった現状も今回のデータから浮かび上がる。
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ヨーロッパや中東ともカレンダーを合わせる2026-27シーズンに向けて、タレントのクオリティという面でも、Jリーグは課題を抱えていると言える。




