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【J1 今週末にも降格決定】札幌、磐田、逆転残留の条件は? 柏は”あと勝点1”だが、対戦相手が…

磐田(左)と札幌(右)のサポーター。(C)SAKANOWA

最終節は、柏vs札幌、磐田vs鳥栖。望みをつなげるか――。

 J1リーグは残り2節、今週末の11月30日・12月1日には37節が行われる。ヴィッセル神戸の2連覇なるかも注目されるなか、残留争いも熾烈を極める。18位ジュビロ磐田、19位北海道コンサドーレ札幌、いずれも降格が決定する可能性もある一方、崖っぷちに立ちながらも逆転残留への可能性も十分に残されている。

 生き残りと降格、それぞれの条件を整理したい。

 札幌は11月30日の37節、2位のサンフレッチェ広島とアウェーで対戦する。以下のどちらかの条件が満たされると18位以下の「J2降格」が決まる。

17位柏が11月30日のヴィッセル神戸戦で引き分け以上
◎札幌が12月1の広島戦で引き分け以下

 一方、18位磐田の降格決定の条件だが、次のどちらかが満たされると、18位以下が決定してしまう。

◎磐田が11月30日FC東京戦で引き分け以下
◎磐田が11月30日のFC東京戦で勝利し、16位のアルビレックス新潟が引き分け以上、17位の柏レイソルが勝利

 この条件が満たされなければ、両チームともに最終節に臨みを託すことができる。

 しかも12月8日の最終節、札幌は柏とのアウェーでの直接対決を残す。さらに磐田はすでに降格の決定しているサガン鳥栖とのアウェーゲームである。

 ガンバ大阪、浦和レッズとのカードを残す新潟もまだ予断を許さない。

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 とはいえ37節、柏は神戸、札幌は広島と優勝を争うチームとのビッグマッチである。この大きな壁をどちらか、あるいはいずれも突破すると――優勝争いもスリリングな展開が待ち受けている。