【J2収益ランク完全版】3位千葉、2位磐田、1位大宮。昇格組や町田など6クラブが前期比プラスに
写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
Jリーグが2020年度の経営情報を開示。1位が入れ替わる。
Jリーグは7月29日、3月決算だったジュビロ磐田など3クラブを反映した2020年度のクラブ経営情報を開示した。コロナ禍で厳しい経営を強いられるなか、16クラブが前期比マイナス、J3からの昇格組やFC町田ゼルビアなど6クラブが同プラスの決算となった。コストカットとともに、サポーターやスポンサーの支えが大きな力になり、またJ1クラブと同様に、責任企業の有無も大きく影響した。
1位は大宮アルディージャの30億3400万円。そして今回情報開示された磐田が28億6700万円で2位に。前年比の減少額は9億4600万円で、その額はJ2で最も多かった。
また前期は磐田が1位だったが、大宮が“逆転”している。
3位がジェフユナイテッド市原・千葉の25億300万円、4位がアルビレックス新潟の21億9400万円と続く。
ちなみに、大宮の額はJ1リーグでは12位だったセレッソ大阪の29億1500万円を上回っている。
J2クラブの2020年度、営業収益ランキングは次の通り。
◎収益ランキングの見方
順位 クラブ
2019年度 2020年度
前年比(+=プラス ▲=マイナス)
※単位:百万円
1 大宮
3,454 3,034
▲420
2 磐田
3,813 2,867
▲946
3 千葉
2,838 2,503
▲335
4 新潟
2,247 2,194
▲53
5 京都
2,090 2,101
+11
6 松本
2,711 1,928
▲783
7 長崎
2,564 1,858
▲706
8 山形
1,845 1,674
▲171
9 徳島
1,763 1,672
▲91
10 福岡
1,577 1,538
▲39
11 東京V
1,938 1,493
▲445
12 岡山
1,567 1,362
▲205
13 町田
1,032 1,253
+221
14 甲府
1,455 1,229
▲226
15 山口
1,289 1,043
▲246
16 北九州
804 986
+182
17 栃木
975 855
▲120
18 愛媛
777 805
+28
19 水戸
752 762
+10
20 金沢
760 665
▲95
21 群馬
465 622
+157
22 琉球
632 560
▲72
◎合計
37,348 33,004
▲4,344
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[文:サカノワ編集グループ]