【INAC神戸】首位攻防戦でベレーザに快勝、『10番』成宮唯は自信を深める「本当にみんなが戦っていた。局面で負けている選手がいなかった。それがゴールにつながった」

ベレーザ戦で先制点を決めたINAC神戸の成宮唯。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

「どの監督にも使ってもらえているのは自分の適応力として自信にしていい部分。ただ…」

 SOMPO WEリーグ2025-26シーズン第16節、INAC神戸レオネッサは2月22日に日テレ・東京ヴェルディベレーザに2-0で勝利を収めた。

 成宮唯はセカンドボールへの鋭い反応から攻撃の起点になり、推進力をもたらして、31分、水野蕗奈のクロスにニアで合わせて先制点を決めた。

 成宮は試合後、「今日は本当にみんなが戦っていたと思います。局面、局面で負けている選手がいなかった。それが気持ちの乗ったゴールにつながったと思います」と喜んだ。

 この日はセカンドボールの攻防が鍵になると読んでいた。

「今日はセカンドボールの回収の試合になるだろうなとイメージして入ったので、そこを自分が全部回収するぐらいの気持ちで、泥臭いプレーも惜しまずやろうと意識していました」

 相手ベンチからはINACの『10番』を「捕まえろ」という声が飛ぶ場面もあった。だが成宮は冷静だった。

「自分を捕まえに来るなら、その分スペースができると思っていました。味方がうまく使ってくれていたので、味方を生かす動きという部分でも、今日はみんながつながっていたと思います」

 なでしこジャパンでの活動も控えるなかでの勝利となったが、「リーグはリーグ、代表は代表」と冷静さを崩さない。

「今日の勝ちは本当に大きいと思いますし、その勢いで代表に行けるのは自信になります。次は切り替えて代表に向かってやっていきたいです」

 また、通算100試合出場という節目について問われると、「どの監督にも使ってもらえているのは自分の適応力として自信にしていい部分。ただ、ここで安心することなく、優勝しないと心から喜べない」と、あくまで目線はWEリーグの頂点に向けた。

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 勝点3を積み上げたINAC神戸は、2位の三菱重工浦和レッズレディースに3ポイント差をつけている。リーグ制覇に向けて、チーム一丸で突き進む。その中心には成宮がいる。