【サッカー日本代表】久保建英、遠藤航、守田英正は? 不参加組も含めた最新序列と4バックの可能性

サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)の最新序列。(C)SAKANOWA

3月シリーズ、攻撃の軸は鈴木唯人か――

 北中米ワールドカップ(北中米W杯)まで3か月を切り、サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)が英国遠征の2連戦(日本時間3月29日スコットランド代表、4月1日イングランド代表と対戦)に臨む。今回、不参加の選手を含めて序列を検証する。

 負傷により遠藤航南野拓実町田浩樹板倉滉が長期離脱中で、コンディションを考慮して久保建英の招集も見送られた。一方、小川航基町野修斗ら、所属クラブで出場機会を失っている選手も今回引き続き招集されている。

 そうしたなか、UEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)ベスト8に進んだスポルティングCPの守田英正が、「そこには競争がある」(森保一監督)という理由でメンバー外になったのは驚きを与えた。

 指揮官の言葉からは、遠藤離脱(W杯までの復帰を目指している)と守田の最近の負傷歴を考慮し、昨年ブラジル代表に3-2で勝利した「鎌田大地佐野海舟」のボランチコンビを、よりファーストチョイスの候補にできないか――という意図が感じられる。

 とはいえ、鎌田をボランチで起用する場合、南野不在のシャドーの先発陣の層が薄い。この3月シリーズでは、いま欧州組の中で最も勢いに乗っているSCフライブルクの鈴木唯人を先発でテストすることが予想される。

 もちろん鎌田はこれまで日本代表ではシャドーでこそ最大値を発揮してきた。ボランチからシャドーへシフトできる起用も想定しているのは分かるが、そのあたりの戦力バランスは読み切れないところだ。

 あるいは伊藤洋輝冨安健洋の復帰により、これまでなかなか実現できなかった試合開始からの4バックを採用する選択肢も出てきた。その場合、鈴木をフライブルクでプレーする本職のトップ下に配置することも可能になる。森保監督も「戦術的なトライ」をテーマに挙げている。

 3バックと4バック――いずれも遜色ないレベルでの併用を掲げてきたが、森保1次政権のメインシステムだった4バック(4-2-3-1、4-3-3)は、2次政権ではあくまでもオプションのままだった。

 鎌田をボランチで使うリスクとリターン、そして鈴木を生かす最適解の模索。負傷者が相次ぐなか、指揮官の決断はこれまで築き上げてきた序列をも揺さぶっている。W杯目前、森保ジャパンは「最適解」を見出すための重要な分岐点に立っている。

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