【W杯】「ワイヤーには当たっていない」FIFAがイングランドの同点弾を巡る疑惑否定

FIFAは「ボールの心拍」が変わらなかったと発表した。公式SNSより

準決勝はアルゼンチン代表と対戦。

[北中米W杯 準々決勝]ノルウェー 1(0延長1)2 イングランド/2026年7月12日(現地11日)/マイアミ・スタジアム

 FIFA北中米ワールドカップ(北中米W杯)準々決勝、イングランド代表が延長戦の末、2-1でノルウェー代表に勝利を収め、準決勝進出を果たした。この試合のイングランドの同点ゴールを巡り、「ボールがスタジアム上部のワイヤーに当たったのではないか」と『フォックス』など複数の海外メディアが報じたことを受け、FIFA(国際サッカー連盟)が公式に見解を示した。

 FIFAは声明で、前半アディショナルタイムの45+2分、イングランドのジュード・ヴェリンガムがゴールを決めた直前のプレーについて、「コネクテッドボール」のセンサー解析を実施したと説明している。

 その結果、「ボールが空中にある間、『ボールの心拍(Heartbeat of the Ball)』にピークは確認されず、ボールが頭上のワイヤーに接触し、その軌道が変化したことを示す証拠はなかった」と発表した。

「ボールの心拍」とは、今大会採用されている「コネクテッドボール・テクノロジー」のボール内部のセンサーが衝撃を検知した際に記録するデータで、選手の接触やボールへの衝撃を判定するために用いられる技術。FIFAは、このデータに異常が確認されなかったことから、ワイヤー接触によるプレーへの影響はなかったとの結論を示した。

 この説明により、FIFAはイングランドが1-1に追いついたゴールに至るプレーについて、競技規則上問題はなかったとの認識を明らかにしている。

 この場面では、GKエルヤン・ニーランのゴールキックが急激に失速し、イングランドがボールを奪取。そこを起点にヴェリンガムが決めた。ニーラン、アーリング・ハーランドらが、ワイヤーにボールが当たったと主張した。

 準決勝では、スイス代表を延長戦の末に下したアルゼンチン代表と対戦する。

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