【エクアドル戦 通信簿・採点】最高点は守護神・鈴木彩艶。久保建英ら攻撃陣は厳しい評価、“即興尊重”で強豪に勝てない証左を繰り返すな。サッカー日本代表キリンカップ

【マン・オブ・ザ・マッチ】鈴木彩艶(日本代表)

瀬古歩夢、鎌田大地は好評価「4」

[キリンカップ]日本代表 0-0(PK5-4)エクアドル代表/2026年10月1日/横浜国際総合競技場

 サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)が「キリンカップ2026」エクアドル代表との一戦、90分間を0-0で終えたあと、PK戦を5-4で制した。

 この試合の日本代表選手の通信簿・採点は次の通り。

▼日本代表

※通信簿にちなみ5段階評価。「5」が最高、「1」が最低。対象は原則プレー時間20分以上。

【先発出場】
GK
1 鈴木彩艶 5【MAN OF THE MATCH】
PK戦で1本止めて決勝進出を果たす。エクアドルのゴール前の高い強度にも負けなかった。

DF
3 瀬古歩夢 4
ゴール前の危険な場面で大きな存在となり、無失点に大きく貢献した。

4 板倉滉 3
サイドからの揺さぶりにも前に出て対応。自由を与えなかった。

21 伊藤洋輝 3
後半はワイドに開いてサイドアタックを引き出そうと試みた。3人目のPKキッカーとしても成功。

MF
24 佐野海舟 3(▼86分)
広範囲をカバーし、球際でも強さを発揮。相手の攻撃の芽を摘みながら、日本の攻守をつないだ。

17 田中碧 3(▼79分)
全体のバランスを取りながら、最終ラインに降りたり、前線にチェックをしたり、上下動でチームを支えた。

10 堂安律 2(▼67分)
5バック気味に守る時間が長く、攻撃時は久保とレーンやゾーンで被る場面が多く、一度ビッグチャンスは作ったものの、トータルでは効果的と言えなかった。

13 中村敬斗 3(▼79分)
カットインに持ち込むと、この日、最もゴールを予感させた。久保が左サイドまで来る判断が、今回は中村のスペースを消した。

8 鈴木唯人 3(▼67分)
谷村との連係から前半唯一惜しいチャンスを作った。本職である4-2-3-1のトップ下起用が今回も実現しなかったのは、本当にもったいない。

20 久保建英 2(▼67分)
堂安へのスルーパスなどセンスの高さを見せ付けた。一方、右ワイドに開いたり、左サイドまで出たりするレーンまたぎは効果的と言えず。森保一監督や名波浩コーチは1トップ2シャドーの“即興尊重”の攻撃を推奨しているようだが、常連組でなければ意思がバラバラで、W杯に続き、対策を練る強豪には通用しない証左が示されたのではないか。

FW
31 谷村海那 2(▼HT)
序盤は孤立気味だったが、徐々に鈴木唯人との連係が噛み合い出した。一方、久保との距離が悪く、3人(1トップ2シャドー)で崩すシーンはなかった。

【交代選手】
FW
18 上田綺世 3(△HT)
ボールを収めてより危険な位置まで押し込むことに成功。ただ、今回はゴールネットを揺らせなかった。

DF
25 鈴木淳之介 3(△67分)
途中出場から最終ラインに入り強度を維持した。

MF
14 伊東純也 3(△67分)
右シャドーに入ったが、ウイング的に開いて仕掛けた。が、厚みのある攻撃はできなかった。

15 鎌田大地 4(△67分)
パスを散らして前線を活性化。一方、最後までインテンシティの高い守備も求められた。

7 相馬勇紀 ―(△79分)
勢いは感じられたが、コンビネーションから崩せず。

9 前田大然 ―(△79分)
そのスピードを最大限に活用し、もっとアバウトなボールを増やしても面白かったか。

26 塩貝健人 ―(△86分)
まさに切り札=ジョーカーとして投入。会場のボルテージを一段階高めた。その熱量を力に変えたい。