総額30億円、冨安健洋がアーセナル移籍へ。現在プレミア最下位の守備再建キーマンに指名
東京オリンピックでの冨安健洋。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
『スカイ』が報じる。記者もSNSで具体的に。
欧州主要リーグの夏の移籍マーケット最終日となる8月31日、イタリア・セリエAのボローニャFCに所属する日本代表DF冨安健洋が、イングランド・プレミアリーグのアーセナルFCへの完全移籍に向けて急展開を迎えているという。『スカイ』が報じた。
レポートによると、アーセナルは26歳のスペイン代表DFエクトル・ベジェリンに退団する可能性が浮上。そこで冨安と31日夕方までに契約を結ぶため、一気に最終調整に入ったそうだ。
加えてアーセナルは現在プレミアリーグ3連敗を喫して最下位に沈んでいる。直近のマンチェスター・シティ戦は退場者を出した影響もあったが0-5の大敗を喫しており、守備再建への補強の必要性が叫ばれていた。冨安もその候補者の一人としてリストアップされているとは報じられていた。
また、移籍を専門としてSNSで約500万人のフォロワーを持つスカイのジャーナリスト、ファブリツィオ・ロマーノ氏がツイッター(@Fabrizio Romano)で、冨安がアーセナルと合意に達したと伝えている。移籍金は2000万ユーロ(約26億円)プラス、オプション300万ユーロ(約3億9000万円)と、約30億円になる大型契約。午後にメディカルチェックを受けて、そのあと正式発表される見込みだという。
東京オリンピック日本代表にも選ばれた22歳の冨安は、2024年までボローニャと複数年契約を結んでいた。その飛躍的な活躍により、この夏、トッテナム・ホットスパーFCやアタランタBCからもオファーを受けて、さらにはウェストハム・ユナイテッドFC、レスター・シティFCからも興味を持たれていた。
正式発表が待たれる――。
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[文:サカノワ編集グループ]