感謝、誇り、決意…松本加入の杉本太郎が示した「3つの心境」
松本への完全移籍が決まった杉本太郎。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
鹿島発、徳島経由、松本行。完全移籍を決断。
FW杉本太郎が1月8日、鹿島アントラーズから松本山雅FCに完全移籍すると発表された。2018シーズンまで2年間、鹿島から徳島ヴォルティスに期限付き移籍してプレー。期間満了に伴っての移籍で、自身にとっては3シーズンぶりのJ1挑戦となる。
杉本は1996年2月12日生まれの22歳。徳島での1年目の2017シーズンは41試合6ゴールと活躍。2018シーズンはケガによる離脱期間もあり、24試合1ゴールに。徳島のダイナミックな攻撃にハマり、持ち味をいかんなく発揮して成長を遂げた。J1通算19試合1得点(鹿島)、J2通算65試合7得点(徳島)、J3通算6試合0得点(U22選抜)。
彼は次のように3つのクラブを通してコメントしている。
▽鹿島アントラーズ
「鹿島アントラーズというクラブでプロとしての第一歩を踏み出すことができ、感謝しています。素晴らしい選手、スタッフ、サポーターと一緒に戦えたことを誇りに思います。本当にありがとうございました」
▽徳島ヴォルティス
「2年間徳島ヴォルティスでプレーし成長できたことを誇りに思います。いつも応援してくださった全ての皆様に感謝しています。本当にありがとうございました」
▽松本山雅FC
「この素晴らしいクラブの一員になれたこと嬉しく思います。日々選手として人間として成長できるように頑張ります。これからよろしくお願いします」
それぞれ短い言葉だが、強い想いが感じられる。松本では攻撃のアクセントを加え、ゴールに絡む役割が期待される。2月に23歳の誕生日を迎えるが、プロ7年目。勝負のシーズンになる。
文:サカノワ編集グループ