ホームデビューの香川真司「時間が必要。もっと良くなる」
香川真司。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
2試合連続交代出場で勝利に貢献。
[シュペル・リグ 21節] ベジクタシュ 2-0 ブルサスポル/2019年2月9日/ボーダフォン・アリーナ
ドイツ・ブンデスリーガ1部のボルシア・ドルトムントからトルコ1部リーグ(シュペル・リグ)のベジクタシュJKに移籍したMF香川真司が2月9日の21節・ブルサスポル戦、2-0で迎えた67分に31歳のオランダ人MFイェレマイン・レンスと交代でピッチに立ち、ホームデビューを果たしてそのまま逃げ切り、勝利の瞬間をピッチで迎えた。
香川はベジクタシュ加入後、2試合連続でのリーグ途中出場でいずれも勝利。デビュー戦のアンタルスポル戦では81分の投入からファーストプレーと直接FKで立て続けに2ゴールを決めたが、この日は主戦場であるトップ下でプレーしてシュートを放つことができなかった。
トルコメディアの『ファナティック』などが、試合後の香川のコメントを次のように伝えている。
「もう少し時間が必要で、これからもっと良くなるはずです。ファンの応援はとても良かったですね」
さっそく香川を応援する多くの横断幕も掲げられるなか、ホームでの一歩をしっかりと踏み出した。
チームは10勝6分5敗、得点40、失点26で3位。消化試合が1試合少ないガラタサライSKと勝点36で並んでいる。
次節は2月15日、アウェーで4位(今日試合が行われるため暫定)マラティヤスポルと対戦する。ライバル対決にどのようなメンバーで臨むのか。香川の起用法に再び注目が集まりそうだ。
文:サカノワ編集グループ