アル・ヒラル退団、FWムサ・マレガの移籍先は…!? ACL決勝で浦和と対戦
ムサ・マレガ。(Photo by Francois Nel/Getty Images)
中島翔哉とはポルトでチームメイト。
サウジアラビア1部アル・ヒラルは8月21日、マリ代表FWムサ・マレガ(Moussa Marega)の退団を発表した。フリートランスファーとなって新天地を探すことになるという。
アル・ヒラルはこのほど、ブラジル代表のネイマールに続いて、イングランド・プレミアリーグのフラムFCからセルビア代表FWアレクサンダル・ミトロヴィッチを3年契約で獲得。これを受けて、マレガが放出された。
ただし、サウジアラビアメディア『マンゲシュ・ネット』によると、マレガにはすでに複数クラブからオファーが届いていて、いずれにせよ退団することが確実視されていたそうだ。本人にオファーを出していたのは、サウジアラビアリーグのダマクFC、アル・ターウンFC、アル・アフドゥード、さらにUAEとトルコのクラブからも「オファーが来ている」ということだ。特にサウジとトルコで争いが起きているという。
関連記事>>三木谷会長が激怒「足裏でサンドイッチ。放置できない」。神戸の齊藤未月、柏戦で全治1年の重傷
サウジアラビアの凄まじいサッカーバブルによって、マレガのような選手もクラブから溢れることになった。ただ、そうしたタレントは、サウジ国内あるいはヨーロッパからまず引き合いがあるようだ。
FCポルトで中島翔哉とチームメイトだった時代もあり、今年のAFCアジア・チャンピオンズリーグ2022の決勝では浦和レッズを苦しめたタレントでもあった(第1戦は先発、第2戦は欠場)。その前のエースだった38歳のバフェティンビ・ゴミスはトルコでの1年半を経て、川崎フロンターレに加わった。ただ、32歳であるマレガ級になると、そのマーケットの競争にJリーグ勢が加わっていくのはまだ難しいか……。