日本代表の冨安「鉄人」全試合フル出場中、鎌田も好調キープ
ワレヘム戦で先発フル出場した冨安健洋。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
シント=トロイデンはアウェーで引き分け。プレーオフ圏の5位を守る。
[ベルギー1部 26節]ワレヘム 1-1 シント=トロイデン/2019年2月16日/レーヘンボーク
ベルギー1部(ジュピラーリーグ)のシント=トロインデンVVは2月16日、アウェーでズルテ・ワレヘムに1-1で引き分けた。日本代表のDF冨安健洋、MF鎌田大地が先発フル出場。関根貴大、木下康介がベンチ入りした。
試合は75分に先制を許したものの、82分、スルーパスに抜け出たエースのヨアン・ボリがGKをかわしてシュートを決めて同点に追いつき、結局そのまま1-1で引き分けた。勝点1を積み上げたシント=トロイデンは5位をキープしている。
6位までの上位チームが、優勝を争う「プレーオフ1(PO1)」に進むことができる。
冨安は試合後、次のようにコメントしている。
「1試合を通して自分たちのサッカーはできませんでした。(GKの)ステッペ選手が止めてくれたからこそ勝点3を欲しかったですが……。勝点1を取れて良かったと思えるように、次のシャルルロワ戦は勝たないといけません。(PO1進出に向けて)1試合ずつしっかり勝っていくしかないですし、サポーターの声援はいつも力を貸してくれるので、次節はホームでしっかり勝点3を取りたいです」
冨安はアジアカップ期間で不在だった3試合を除いて、シント=トロイデンの今季公式戦全試合(リーグ23試合、カップ戦3試合)でフル出場している。20歳ながら、まさに鉄人。屈強なアタッカー相手に、ベルギーの地で経験値をどんどん高めている。
一方、この日はノーゴールだった鎌田だが、3試合ぶりのフル出場を果たしている。リーグ戦成績は19試合11得点。好調をキープしている。
文:サカノワ編集グループ