アーセナル冨安健洋が誕生へ。メディカルチェック「無事終了」

間もなく正式発表――。

　イタリア・セリエＡのボローニャFCに所属する日本代表と東京オリンピック日本代表に選ばれてきたDF冨安健洋が、イングランド・プレミアリーグのアーセナルFCへの完全移籍に向けてメディカルチェックをパスした。間もなく加入が正式発表される。『スカイ』が報じた。

　移籍を専門としてスカイのジャーナリスト、ファブリツィオ・ロマーノ氏がツイッター（＠Fabrizio Romano）で、「トミヤスはメディカルチェックを無事に終えた」と報告している。この契約にボローニャFCは同意し、冨安もサインをしたということだ。

　移籍金は2000万ユーロ（約26億円）。オプション（ボーナス）として出場機会に応じて、さらに最大300万ユーロ（約３億9000万円）が支払われる。

　冨安は1998年11月５日生まれ、福岡県出身、22歳。アビスパ福岡の下部組織からトップチームへ昇格し、その後、シント＝トロイデンVV（ベルギー１部）、ボローニャでプレーしてきた。セリエＡ２年目の昨季は31試合・２得点を記録していた。

　このオフは、トッテナム・ホットスパーFC、アタランタBCからもオファーを受け、さらにはウェストハム・ユナイテッドFC、レスター・シティFCからも興味を持たれていた。

◆8/31移籍最終日『デッドライン・デー』◆
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[文：サカノワ編集グループ]