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鎌田大地にとって大きな意味を持つ今季3点目に。シント=トロイデン6位浮上

鎌田大地が第一子誕生を自ら祝福する今季3点目を奪取。しかも今季初スタメンでフル出場も果たし、勝利に貢献。©STVV

第一子誕生の祝福のみならず――。

[ベルギー1部 10節] シント=トロイデン 3-1 ムスクロン/2018年10月6日/スタイエン
 
 シント=トロイデンの鎌田大地選手がムスクロン戦で加入後初めてスタメン出場を果たし、90+2分にPKで今季3点目を決めた。試合はシント=トロイデンが3-1で勝利を収めて、6位に浮上した。
 
 鎌田は3-4-2-1の右シャドーで先発。2-1で迎えた後半アディショナルタイム、自らが倒されて得たPKを決めて、試合を決定づける3点目をもたらした。自身の第一子誕生を祝うゴールに。加えて、フル出場を果たして、チームの勝利に貢献した。
 
 これまでスーパーサブ的な起用が続いていた鎌田。先発フル出場を果たしてのゴール、そして勝利を収め、レギュラー獲得に向けて大きく近づいた。
 
 また、日本代表に選出された冨安健洋はカップ戦を含めた公式戦全試合フル出場中。遠藤航は途中出場で勝利に貢献している。
 

 シント=トロイデンは4勝5分1敗の勝点17で6位。

 鎌田の試合後のコメントは次の通り。
 
「(ムスクロンが)11人のときから、ウチのほうが攻撃の機会は多くボールも支配していましたが、なかなかスペースが空かない難しい展開が続きました。(相手が)10人になって(相手が)守ることに集中し、なかなか崩せず難しかったですけど、どこかでチャンスが来ると信じて戦っていました。
 
 僕自身、相手DFがすごく集中しているなかでクロスに上手く入ろうとしても身体をぶつけられたり引っ張られたりしていたので、PKのシーンではそれを逆手にとることができたというか。しっかりクロスに入るようにして、相手の裏からクロスに入ったところを掴まれて倒され、すぐPKだなと思いました。(審判が)VRを見てPKになった瞬間、自分から蹴らせてくれと言いました」
 
文:サカノワ編集グループ

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