鹿島がACL本選進出!慶南、山東魯能、ジョホールDTと同組に
鹿島の山本脩斗(16番)が決勝点を奪取!写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
ニューカッスル・ジェッツ戦、伊藤翔、山本脩斗、セルジーニョが決める。
[ACL PO]鹿島 4-1 ニューカッスル・ジェッツ/2019年2月19日/カシマサッカースタジアム
アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)のプレーオフ、鹿島アントラーズ(2018シーズンJリーグ3位)がニューカッスル・ジェッツ(オーストラリア)に4-1の勝利を収めて、ACL本選出場を決めた。
試合は立ち上がりから鹿島が主導権を握る展開に。18分、レオ・シルバのミドルをセルジーニョがヒールでそらすと、ボールはゴールポストを直撃。そのこぼれ球を新加入の伊藤翔が豪快にねじ込み先制に成功する。
一旦は追い付かれた鹿島だが、32分、右サイドを駆け上がった安西幸輝のクロスを、逆サイドから飛び込んだ左SBの山本脩斗がヘッドで合わせ、再び2-1と勝ち越した。
後半も鹿島が攻めるものの、何度か逆襲を食らう展開に。1点リードではやや心許ないなかで、ペナルティリア内でボールをキープしたレオ・シルバが倒されてPKを獲得。68分、これをセルジーニョが決めて、価値ある3点目を奪った。さらに90+1分、山口一真のクロスを再びセルジーニョがボレーで押し込み、トドメの4点目を奪った。
ホームチームは遠藤康、山口一真、そして最後は犬飼智也を投入。パワープレーを仕掛ける相手に対し、試合終盤は3バックでしっかり自陣中央を固めて、4-1で逃げ切ってみせた。
この勝利で、鹿島はACL本選進出が決定。慶南FC(韓国)、ジョホール・ダルル・タクジムFC(マレーシア)、山東魯能(中国)と同じグループEに入った。
文:サカノワ編集グループ