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イニエスタが語ったJリーグ『スペインブーム』の効果とは?

神戸のアンドレス・イニエスタ。(C)(SAKANOWA

明日のC大阪戦でJ1開幕。「ポゼッション高めるだけではなく、より攻撃的に」と決意を示す。

 ヴィッセル神戸で2年目を迎えるMFアンドレス・イニエスタがこのほどJリーグ開幕(神戸は2月22日にアウェーでセレッソ大阪と対戦)に向けて都内で行われた「Jリーグキックオフカンファレンス」で、メディアのさまざまな質問に答えた。

 近年、Jリーグではスペイン人監督が増え、さらにイニエスタやフェルナンド・トーレス、ダビド・ビジャのような超一流をはじめ、多くの選手がプレーするようになった。そんな「スペインブーム」の効果について聞かれたイニエスタは、次のように語った。

「とてもポジティブに捉えています。スペイン人監督のもたらす効果は、これまで日本にあったものとは少し違ったものであるのでしょう。そこに日本で培われてきた考え方やプレースタイルが上手く合わさることで、よりレベルアップしていけるのではないかと思います」

 そのようにイニエスタは、日本人がスペインから何を得ようとしているかを念頭に置きつつ、日本のスタイルにも一目を置いて高め合いたいという。彼は強調した。

「僕がここにいる間は、そういった意味で、リーグ全体のレベルを上げて、海外からも注目されるリーグにしていくことができればと願っています」

 また今シーズンは、より攻撃的なイニエスタを見せていくとも決意を示した。

「チームとしてもより多くのチャンスをクリエイトするタレントが揃いました。ポゼッションを高めるだけではなく、今季はさらにゴールに向かうチャンスを作り出していきます。もちろんディフェンスのほうも忘れずに。守備の質も高めて、チームの完成度を高めていきます」

 2019シーズン、「攻撃的なイニエスタ」がJリーグにどのような衝撃をもたらすのか――。「フライデーナイトJリーグ」の開幕戦、2月22日19時間30分から、神戸はアウェーのヤンマースタジアムでセレッソ大阪と対戦する。先発出場が予想されるイニエスタがどのような”魔法”をかけてくれるのか。明日、また新たな戦いが始まる。

文:サカノワ編集グループ

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