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内田篤人の元同僚ドイツ人MFが日本移籍を志願!リベリにもJリーグを勧める

シャルケ時代にプレーしたバウムヨハンと内田篤人の再会が日本で実現する!? 写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

シャルケやバイエルンに在籍したシドニーWSのバウムヨハン。日本や韓国でのプレーを希望。

 バイエルン・ミュンヘンやシャルケ04などでプレーした元ドイツU-21代表MFアレクサンダー・バウムヨハン(シドニー・ワンダラーズ)がこのほど、移籍専門サイト『トランスファーマーケット』のインタビューで今後の去就について語った。そのなかで今夏で契約が切れた後、「日本や韓国でプレーしたい」と願望を語り、すでに複数クラブとコンタクトを取っていることを明かした。

 バウムヨハンは現在32歳、シドニー・ワンダラーズで10番をつけた司令塔だ。ボルシア・メンヒェングラートバッハ、バイエルン、シャルケ、カイザースラウテルン、ヘルタ・ベルリンなど名門クラブでプレー。2010-12年には内田篤人とともにシャルケでプレーし、DFBカップ制覇を果たしている。2013年から17年まで在籍したヘルタ・ベルリンでは、細貝萌、原口元気とも同僚だった。精度の高いキックで攻撃を牽引し、加えてハードワークを怠らないドイツ的な「10番」タイプで、ブンデスリーガ1部通算は97試合4得点19アシスト。

 2017-18年の突然のブラジル移籍を経て、18-19シーズンはオーストラリアでプレーしていた。今季限りでシドニー・ワンダラーズとの契約は満了を迎えるという。

 インタビューのなかで、ドイツを発ってから、ブラジル、オーストラリアで生活したことについて、「これまでとは、まったく別のことをしたかった」と説明。一方で、「オーストラリアの生活水準は非常に高い。しかし、中心はあくまでサッカーに置きたい。あと5、6年はボールを蹴り続けたい。そのうえで、私はアジアでプレーしたい。サウジアラビアのほうではなく、日本や韓国がとても気に入っていてイメージもできる。ここオーストラリアよりも、さらにサッカーのレベルが高い」と強調。「日本や韓国のクラブは、違約金ゼロになる選手がいるかどうかどうかなど、オーストラリアのマーケットを視野に入れている」として、バウムヨハンサイドからもコンタクトを取っているとも明かしている。

 また、バイエルンを退団することが決まったフランク・リベリには、どのリーグを勧めたいか? という質問には次のように答えた。

「フェルナンド・トーレスやイニエスタも、オーストラリアでプレーするには金銭的に難しかっただろう。金銭面で言えば、日本や中国であれば可能性はあると思う。リベリがアジアに来たら驚くだろうね。でも、私はそうなることを望んでいる。ゆっくり過ごしたいというのであれば、オーストラリアもいいけれど」

 そのように日本(や韓国で)ともにプレーしたいという願望を示した。

 とはいえ、攻撃的MFのバウムヨハンはケガに泣かされてきた。32歳という年齢的なことを考えると、果たして日本のクラブが獲得に動くかどうか不透明なところはある。ただし、ビッグネームではないものの実績は十分であり、むしろフィットする可能性もある。日本でもう一花咲かせることができるか。内田との再会(再タッグ?)を果たせるかどうかも注目だ。

文:サカノワ編集グループ

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