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高校生としてU-20W杯へ西川潤に気負いなし「一つ年下もいますので」

U-20日本代表でプレーした桐光学園高の西川潤。(C)SAKANOWA

活躍するイメージを持って――。

 桐光学園高校のFW西川潤が、ポーランドU-20ワールドカップ(W杯)に臨むU-20日本代表のメンバーに選ばれた。高校生としては唯一の選出。13日までの国内合宿を終えて、「 チームとしてやるべきことをしっかり理解してやっていこうと考えてやっています。活躍できるイメージを高めていきたいです」と抱負を語った。

 高校生ではあるものの、すでにセレッソ大阪の特別指定選手として、J1リーグ1試合に出場、さらにルヴァンカップ2試合1アシスト、J3リーグ1試合1アシストを記録している。左利きのドリブラーは着実に実績を積むなか、この世界への挑戦権を手に入れた。

「(学年で)同い年(斉藤光毅/横浜FC)も、一つ年下(鈴木彩艶/浦和レッズユース)の選手もいます。上のカテゴリーでやる、ということを特には意識していないです」

 2002年2月21日生まれの17歳は、昨年のU-16アジア選手権でU-16日本代表を優勝に導いてU-17W杯の出場権を獲得し、大会MVPを受賞。勢いに乗って、ひとつ上のカテゴリーで世界を体験する。ポーランド入りしてからコンディションを上げていき、「しっかり自分の良さを出しながら勝利に貢献することを、個人としても大事にしていきたいです」と抱負を語った。

文:サカノワ編集グループ

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