ポドルスキにメキシコからオファーか。モンテレイ役員と面会!?
神戸のルーカス・ポドルスキ。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
現地メディアが伝える。神戸との契約は今季末まで残すが…。
ヴィッセル神戸のFWルーカス・ポドルスキにメキシコからオファーか――。
メキシコのサッカー情報サイト『SOY FUTBAL』が6月3日、リーガMX(メキシコ1部リーグ)のCFモンテレイが神戸のポドルスキ獲得に動いていると伝えた。8月の開幕に向けてオファーを出していて、現地でクラブ役員と面会予定だという。
ただポドルスキはつい先日体調不良で一時入院しており、何よりJリーグは12月まであるだけに、不確定要素が多い情報のようだ。ただ、「リーガMXを盛り上げる起爆剤になる」と歓迎ムードだ。
記事によると、モンテレイがポドルスキが数日中にも現地でクラブ役員との話し合いが行われ、そこでオファーが提示されるという。さらにポドルスキのこれまでのキャリアを紹介。「34歳になったとはいえワールドカップ優勝に導いた彼の実力に疑いの余地はない。彼がやって来る可能性は決して低くない」と報じている。
神戸は現在、4勝2分8敗で11位。泥沼の8連敗を乗り越えて、最近は1勝1分と調子を取り戻していた。そのなかでポドルスキはフアン・マヌエル・リージョ前監督の退任後、自らキャプテンの座を譲る決断を下していた。最近は5試合欠場が続いたが、5月26日の13節・湘南ベルマーレ戦(〇4-1)で途中出場から12分間プレー。ところが6月1日には高熱を出して、一時入院するアクシデントに見舞われていた。
チームは現在、多くのクラブがオフをとるなか、J-GREEN堺でミニキャンプを行っている。リーグ再開後は6月15日の15節、味の素スタジアムで首位・FC東京と対戦する。
ポドルスキと神戸の契約は、今シーズンの終わりまで。違約金(移籍金)が発生する段階だが、この夏の移籍もありうるのか? 今年末まではプレーするのか? アンドレス・イニエスタ、ダビド・ビジャらが加わったものの、神戸の「顔」と言える存在としてクラブを引っ張ってきただけに、ファンにとっても気になるニュースだ。
文:サカノワ編集グループ