反町監督「辛い敗戦。受け入れるしかない」。松本が最下位と勝点3差の14位に
松本の反町康治監督。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
主将でDFリーダーの橋内が負傷交代。
[J1 15節] 松本 0-1 仙台/2019年6月15日/サンプロ アルウィン
松本山雅FCがベガルタ仙台に0-1で敗れ、順位を14位に落とした。一方、仙台が13位にランクアップ。
ホームチームは13分に橋内優也が負傷によりエドゥアルドと交代に。すると36分、道渕諒平にヘディングシュートを叩き込まれて先制点を与えてしまう。
後半に入り、圧力を強めた松本はセットプレーから何度も迫ったものの、仙台の厚いディフェンスを攻略することはできなかった。
松本の反町康治監督は試合後のフラッシュインタビューで、「決定打がないのがウチのチーム。辛い敗戦ですが、受け入れるしかないです」と語り、唇を噛み締めた。
13分、主将でありDFリーダーでもある橋内が負傷交代に。それが響いたのではないか……。しかし指揮官は「代わりに入ったエデゥ(エドゥアルド)も悪くなかったですし、あれぐらいの力は出せます。それがマイナスになったとは思っていません。ただ、これから長い時間難しいようなので、それは少し痛いですね」と、全治までしばらくかかりそうだと説明した。
「勝つための準備をするしかないです」
反町監督はそのように一言抱負を語った。
松本はこの5試合、1勝2分2敗。15節を終えて勝点16、4勝4分7敗の14位。仙台に抜かれてしまい、最下位の鳥栖とは勝点3差に詰まる。
次節は松本が6月22日にアウェーで横浜F・マリノス(18:00開始)、仙台は6月23日にホームでFC東京(19:00開始)と対戦する。
文:サカノワ編集グループ