遠藤渓太が決めた!横浜F・マリノスがプレミア王者を本気にさせる
攻め込む三好康児。写真:上岸卓史/(C)Takshi UEGISHI
最後はマンチェスター・Cが力でねじ伏せ3-1。
[EJ杯] 横浜FM 1–3 マンチェスター・C/2019年7月27日/日産スタジアム
「GALAXY ENTERTAINMENT EUROJAPAN CUP2019」(EJ杯) 横浜F・マリノス対マンチェスター・シティFCの一戦は、横浜FMが遠藤渓太のゴールで一時同点に追い付く善戦を見せた。しかし――最後は地力で勝るマンチェスター・シティが力でねじ伏せ、3-1で勝利を収めてみせた。
両チームともに最終ラインから攻撃を組み立て、ピッチの幅を最大限に活用しながらゴールを目指すスタイルで真っ向からぶつかり合う。
するとプレミアリーグ王者がまず意地を見せる。18分、左サイドを打開したケビン・デ・ブライネが左足で強烈なショットを突き刺して先制に成功する。
それでも横浜FMはここで一旦落ち着いた相手の隙を見逃さない。23分、シュートのこぼれ球を遠藤渓太がねじ込んで同点に追い付いてみせる。
すると、マンチェスター・Cはここからトップギアに入れて、本気モードで向かってくる。まさにガチンコ勝負で横浜FMも渡り合い、両チームともにチャンスを作り出す。
迎えた40分、GKクラウディオ・ブラボのビルドアップから縦にスピードを上げたところ、ラヒーム・スターリングがシュートを突き刺し、再びマンチェスター・Cが勝ち越す。
こうしたフレンドリーマッチでは珍しく、両チームともハーフタイムに交代せず後半に突入する。
しかし横浜FMは三好康児がフリーのシュートを枠外に大きく外すなど、チャンスを生かせない。この試合を最後にヴィセル神戸に完全移籍するGK飯倉大樹を投入するなど反撃を試みたが……逆にアディショナルタイムに失点を喫してしまう。
最後は力でねじ伏せたマンチェスター・Cが3-1で勝利を収めた。
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[文:サカノワ編集グループ]