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本田圭佑がラグビー日本代表の健闘をあのジョブスの言葉でたたえる

日本代表での本田圭佑。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

史上初のベスト8進出、ここからさらに”貪欲”に。

 元日本代表の本田圭佑(現在フリートランスファーで無所属)が10月21日、自身のSNSのツイッター( アカウントは @kskgroup2017 )を更新し、日本開催のワールドカップ(W杯)でベスト8進出を果たしたラグビー日本代表に次のようにメッセージを送り、健闘をたたえた。

ラグビー日本代表の皆さん、Great! Thank you! Stay hungry!

「ラグビー日本代表の皆さん、素晴らしい! ありがとう! 貪欲であろう!」

 アップル社の創設者でもあるスティーブ・ジョブズ氏が2005年6月、スタンフォード大学の卒業式でスピーチし、締めくくりで送った言葉「stay hungry,stay foolish」からの一節を引用する形になった。日本を社会現象に巻き込んだが、ここからが大切、という思いが込められているようだ。

 本田自身は現在、この夏にオーストラリアAリーグのメルボルン・ビクトリーを退団したあと、無所属(フリートランスファー)の状況にある。このほど、低迷するマンチェスター・ユナイテッド、ACミランに対し、直々にツイッターで自らの獲得を薦めるメッセージを送って話題を集めた。ただ今のところ、自身の去就探しは進展が見られずにいる。もちろん、水面下では何かしらの動きはあるかもしれないが……。

 本田は2010年の南アフリカ、2014年のブラジル、そして2018年のロシアと、3大会連続でW杯に出場し、日本人初となる3大会連続でのゴールを決めてきた”W杯男”。そのメッセージにある「Stay hungry」は、ある意味、自分自身に投げ掛けた言葉でもあったと言えるだろう。

 またゼネラルマネジャーとして実質監督を務めるカンボジア代表はカタールW杯アジア2次予選のグループステージ、1分3敗で最下位に沈んでいる。

 プレーヤーとしては実質5か月、ピッチから離れている。来年開催される東京オリンピックへのオーバーエイジでの招集と金メダル獲得を「目標」に掲げてきた。貪欲な本田のさらなる逆襲も、ここから始まるか――。

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[文:サカノワ編集グループ]

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