川崎で3年連続タイトル獲得、阿部浩之が名古屋に完全移籍
名古屋への移籍が決まった川崎の阿部浩之。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
「勝つことと、タイトルを獲ることしか考えていません!」
名古屋グランパスは12月30日、川崎フロンターレのMF阿部浩之を完全移籍で獲得したと発表した。
阿部は奈良県出身、1989年7月5日生まれ、30歳。ポジションはMF。170センチ・69キロ。
これまでのキャリアは、エントラーダSC ― 高田FC U-15 ― 大阪桐蔭高校 ― 関西学院大学 ― ガンバ大阪 ― 川崎 ― 名古屋。
サイドからの崩しを武器にチャンスを作り出し、自らもゴールを奪取。今季はJ1リーグ23試合・7得点、ルヴァンカップ5試合・2得点、天皇杯3試合・0得点。
これまでの通算成績はJ1リーグ185試合・38得点、J2リーグ30試合・5得点、J3リーグ2試合・0得点。
阿部は次のように名古屋サポーターに向けてコメントしている。
「名古屋グランパスに加入できて嬉しく思います!
やるからには勝つことと、タイトルを獲ることしか考えていません!
クラブとファン・サポーターが一丸になって頑張りましょう!
よろしくお願いします!」
一方、川崎のファンに向けて、次のように語っている。
「名古屋に移籍することになりました。
ファン、サポーターの皆さんにはどんな時も温かく、そしてアツイ声援をしてもらえて本当に感謝してます!
そんな皆さんと一緒に、選手、スタッフのみんなで3年連続でタイトルを獲れて喜びを分かち合えたことが最高に嬉しかったです!
3年間本当にありがとうございました!!」
阿部は川崎で3年連続のタイトル獲得(2017・2018年J1リーグ、2019年ルヴァンカップ)に貢献。ガンバ大阪時代も2014年の3冠、翌年の天皇杯制覇を成し遂げてきた”タイトル男”が、名古屋で新たなる歴史を作る――。
また、今季川崎に加入したマギーニョが2020シーズン、横浜FCにレンタル移籍することも決定した。
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[文:サカノワ編集グループ]