【FC東京】アダイウトンが決意「特技?ゴールを決めることだね」、オマリも「僕のタックルを見てくれ」
FC東京の新ユニフォームを身にまとったアダイウトン。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
レアンドロの意外な趣味「ピアノ演奏」から話が展開されて――。
FC東京の新体制発表会が1月23日に渋谷ストリームで行われ、そのなかで今季新たに加わった外国籍選手3人が新天地に懸ける思いを語った。
新助っ人は、ブラジル人FWのアダイウトン(←ジュビロ磐田)とMFレアンドロ(←鹿島アントラーズ ※期限付き移籍)、レバノン代表DFのジョアン・オマリ(←ヴィッセル神戸)の3人。いずれも昨季までJ1でプレーしていた選手である。
長谷川健太監督は獲得の狙いについて、「昨年はJリーグで初めてプレーする外国籍選手が多く、フィットするまで時間がかかった部分もあった。そこで今季はJリーグで活躍した選手の中から補強をしました。昨季よりも(フィットするまで)時間が短く済むのではないかと思っています」と語っている。
登壇した3選手は、それぞれFC東京の印象について、「何度もFC東京と対戦して難しい印象があります。相手に対して厳しい戦いができればと思います」(アダイウトン)、「サポーターの熱気をとても感じてきたので、それが味方につくと思うととても楽しみです」(レアンドロ)、「サガン鳥栖、ヴィッセル神戸でプレーしてきて、すごくとてもいい選手が揃っていると尊敬してきました。その中に自分が加われることを嬉しく思います」(オマリ)と語った。
また、2020シーズンの目標について、アダイウトンは「なんとしても優勝したい」、レアンドロは「すべてのタイトルを目指したい」、オマリは「この2年間、順位的にステップアップしてきて、あとは優勝しかない。さらにACLもある。そのすべてのタイトルを獲れるように全力を尽くします」と、それぞれ決意を示した。
また、沖縄合宿中の宿舎で、ピアノを演奏するレアンドロの姿がFC東京の公式ツイッター(@fctokyoofficial)にて紹介されたことが話題に。それについて触れられたレアンドロは、「大したことありません。懐かしかったのでちょっと弾いてみました。(他にできる楽器は?)ギターも少しだけ弾きます」と照れながら話した。
これを受けて趣味を聞かれたアダイウトンは「趣味? うーん、ゴールを決めることだね。レアンドロからたくさんのパスが来ると願っているよ」と返し、オマリは「歌うことが好きだから、一緒にできるね(笑)。僕はDFでもあるから、特技は『タックル』。見ていてください」と”アピール”していた。
FC東京は明日28日(19:00/味の素スタジアム=東京スタジアム)にアジアチャンピオンズリーグ(ACL)プレーオフ、フィリピンの新興勢力として注目されるセレス・ネグロスFCと対戦する。
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[文:サカノワ編集グループ]