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【浦和】FC東京戦、ラスト15分に“殴り合い”も!? スコルジャ監督、5選手の名前を挙げて警戒

浦和のスコルジャ監督 写真:松村唯愛/(C)Yua MATSUMURA

「特に前線のトライアングルは…」

[J1 17節] 浦和 – FC東京/2025年5月17日16:00/埼玉スタジアム

 J1リーグ 浦和レッズのマチェイ・スコルジャ監督が5月15日、オンライン取材に応じて、17日のFC東京戦に向けて抱負を語った。

 今季初の2連勝中のFC東京について、指揮官は次のように5人の名前を挙げて分析した。

「連勝していて好調だと思います。特に前線のトライアングル、(マルセロ)ヒアン、俵積田(晃太)、佐藤(恵允)の若手選手たちは興味深いです。それに小泉(慶)、橋本(拳人)という経験豊富なダブルボランチが、チームのバランスを取っています」

 また、Jリーグのデータによると、FC東京はこれまでリーグ15試合で17失点を喫しているが、そのうちラスト15分間で8失点だ。そのあたりに攻略の糸口があるのではないか? その問いに、スコルジャ監督は次のように答えている。

「最後の15分で失点が目立つのは、FC東京のみならず、多くのチームに見られる傾向です。逆にFC東京が最も得点をしているのも最後の15分間です。最後の15分で得点が47パーセント、失点が41パーセントと、いずれも高い数値になっています」

 3-0の勝利を収めたガンバ大阪戦は、俵積田が86分に先制点を決めると、そのあと2点を追加してみせた。それだけに「最後まで気を抜いてはいけない。得点のチャンスもあるのだと意識しなければいけません」と、(できれば避けたいが)ある意味“殴り合い”も覚悟していた。

 また、原口元気らベンチメンバーの起用について問われると、スコルジャ監督は「どのような流れになるかを予測するのは難しいです。私はプランAとBを念頭にメンバーを決めています。点を取りに行かないといけない状況か、守り切らないといけない状況か、というプランです」とも説明している。

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 むしろ連戦で5連勝を収めたように、再び連勝街道を突き進みたい!