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原口元気の未来が不透明。ウニオン・ベルリン退団も!?「再び戻ることが期待される」

原口元気。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

3年ぶりの1部リーグで30試合・2得点・6アシスト、ヨーロッパリーグ出場権獲得に貢献。

 ドイツ・ブンデスリーガ1部ウニオン・ベルリンの日本代表MF原口元気の未来が不透明になっているようだ。

 ドイツメディア『ビルド』は5月15日、ウニオン・ベルリンが最終節翌日に最後のミーティングを行ったことをレポート。「午前9時43分、原口元気が最初にドレッシングルームを出て来て、ケープニックに別れを告げた」と、日本代表アタッカーについて触れられている。

 ハノーファー96との3年契約を経て、今季ウニオン・ベルリンに加入。3年ぶりとなる1部リーグの舞台に戻った原口は、主にインサイドハーフを担い、リーグ30試合・2得点・6アシスト(UEFAカンファレンスリーグやDFBカップを合わせると42試合出場)と活躍。クラブの来季UEFAヨーロッパリーグ出場権の獲得にも貢献した。

 ただ31歳のポリバレントについて、契約期間は公表されていない。今季限りで一旦契約満了を迎えた可能性もある。そのため今回のレポートでは、「この日本人選手は新シーズン(2022-23シーズン)、再び戻ってくることが期待される」と言及している。

 ウニオンの中では、シーズン後半に活躍した27歳のスリナム代表FWシェラルド・ベッカー(2023年6月まで契約)が「私は戻ってきます」とメディアに話したそうだが、移籍の噂も浮上している。同様にリーグ15得点と大活躍した24歳のナイジェリア代表FWタイウォ・アウォニイも未来が不透明とされる。ウニオンのオリバー・ルーナート監督は15日、こうしたアタッカー陣の今後について、一切コメントしなかったそうだ。

 原口に関しては、契約についてすでにある程度クラブと話し合いは行われていたのか。これから詰めていくのか、あるいは全くの白紙なのか――。カタール・ワールドカップ(W杯)ではグループリーグでドイツ代表との対戦も実現。浦和レッズからヘルタ・ベルリンに渡ったのが2014年5月。ドイツで8シーズン過ごしてきた原口も、ブンデスリーガでの戦いにこだわりたいに違いない。何かしらの発表が待たれるところだ。

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