神戸!?スアレスがJリーグ移籍か、アトレチコ退団発表
セビージャ戦後、ホームのサポーターに別れを告げたアトレチコ・マドリードのルイス・スアレス。(Photo by Juan Manuel Serrano Arce/Getty Images)
先日の三木谷オーナーの発言とリンクする?
[スペイン1部 37節] アトレチコ・M 1-1 セビージャ/2022年5月15日19:30(日本時間16日2:30)/ワンダ・メトロポリターノ
スペイン1部アトレチコ・マドリードは5月15日、今季ホーム最終のセビージャFC戦のあと、ウルグアイ代表FWルイス・スアレス(Luis SUAREZ)、メキシコ代表MFエクトル・エレーラ(Hector HERRERA)の今季限りでの退団を発表した。ホームのサポーターの前で、二人を中心にセレモニーが行われた。
スアレスはFCバルセロナから加入した昨季21ゴールを記録し、アトレチコにリーグ優勝のタイトルをもたらした。そして35歳になった今シーズンもリーグ33試合・11得点・3アシスト、公式戦通算43試合・13得点・3アシストとストライカーとしての才能を存分に発揮し続けた。
今季で契約満了を迎え、スペインメディアでは、本人が古巣バルセロナへの復帰を希望している、あるいは改めてレギュラーとしてプレーしたい考えを持っている、などとも報じられてきた。
スアレスを巡っては、すでにブラジルのSEパルメイラス、SCコリンチャンス・パウリスタ、アトレチコ・ミネイロ、さらにサウジアラビアからオファーがあり、いずれも断っているそうだ。
さらに今年1月の段階では、リバプールFC時代のチームメイトだったスティーヴン・ジェラード監督が率いるイングランド・プレミアリーグのアストン・ヴィラもオファーが届いたとも、『エクスプレス』で報じられていた。
一方、昨年からメジャーリーグサッカー(MLS)のインテル・マイアミも、スアレスを熱望してきたと言われる。
また、少し遡るもののスアレスは昨年10月、『ESPN』のインタビューで「アメリカやアジアでプレーし続けるかもしれない」と語り、そこで“Jリーグ行き”の可能性が浮上していた。
何よりヴィッセル神戸のアンドレス・イニエスタとは、2018年までバルセロナのチームメイトであり、リオネル・メッシやネイマール(いずれもパリ・サンジェルマン)とともに黄金時代を築いている。また先日の神戸の三木谷浩史オーナーの今季低迷の要因についての「補強が足りなかった」という発言を考えると……まさに合致するタレントと言える。
もちろん、他にも“エース”級のピースを求めるJクラブは多い。先の発言を信じて、来日経験もあるスアレスの心を動かせれば、あるいは――。その動向が日本でも気になる注目株となる。
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