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久保投入で流れ好転。マジョルカ劇的勝利で残留圏17位浮上!最終節はオサスナ戦

マジョルカの久保建英。 (Photo by Rafa Babot/Getty Images)

90+2分、アブドン・プラッツが決める。

[スペイン1部 37節] マジョルカ 2-1 ラージョ/2022年5月15日19:30(日本時間16日2:30)/エスタディ・デ・ソン・モイシュ

 スペイン1部リーグ37節、2部降格圏からの脱出を目指すRCDマジョルカが後半アディショナルタイムのアブドン・プラッツの決勝点で、ラージョ・バジェカーノに2-1の勝利を収めた。レアル・マドリードからマジョルカに期限付き移籍中の日本代表MF久保建英は後半途中から右MFで出場し、右足で惜しいシュートを放つなど前線を活性化させた。今季ホームラストゲームで残留圏内の17位に浮上、運命の最終節を迎えることになった。

 マジョルカはこの日も5バックの布陣を選択。すると開始13分、完璧な崩しからCFのムリキが豪快なヘディング弾を叩き込み、幸先よく先制点をもたらす。

 その後もホームチームが試合の主導権を握って試合を進める。ところが60分、コーナーキックからパテ・シスに決められて、1-1に追い付かれてしまう。

 64分、1部残留のためには勝点3が欲しいマジョルカのハビエル・アギーレ監督は、久保とダニ・ロドリゲスを送り出す。前線に厚みをもたらしゴールを狙う。

 その後はホームチームが敵陣で試合を進めるものの、ラージョの厳しい守備をなかなか崩せない。

 マジョルカはイ・ガンインも投入。さらに攻勢を強める。

 すると90+2分、右からのクロスをファーで受けたアブドン・プラッツがGKの股を抜く技ありのシュート! 見事な一撃を突き刺してみせた。これが決勝点となって、マジョルカが2-1の勝利を収めた。

 マジョルカは9勝9分19敗の勝点36で1部残留圏の17位に浮上。一方、最下位のデポルティーボ・アラベス、19位のレバンテUDは来季2部降格が決まった。

 マジョルカは最終節、日本時間5月23日1時30分からアウェーでCAオサスナと対戦する(同勝点の18位カディスCFはアラベス戦)。久保にとっても今季ラ・リーガ最終戦となる。

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