にわかに現実味増す!?チェルシーFWペドロが神戸移籍か。バルサでイニエスタとプレー
チェルシーのペドロ。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
ランパード監督のもと出場機会を得られず。MLSの2チームも獲得を検討とも。
『ア・ボラ』、『ムンド・デポルティボ』、『ゴール』などは1月28日までに、J1リーグのヴィッセル神戸がプレミアリーグのチェルシーFCに所属する元スペイン代表FWペドロ・ロドリゲス(登録ペドロ/本名 Pedro Eliezer Rodríguez Ledesma)の獲得に関心を持っていると報じた。すでにオファーを提示したという情報もある。
32歳になるスペイン出身のウインガーは、バルセロナのCチームからトップチームまで昇格し、神戸のアンドレス・イニエスタともプレー。バルサでは2009年から15年まで所属し、204試合・58得点を記録した。その後、チェルシーに移籍して、現在に至る。スペイン代表としても60試合・17得点を決め、2010年の南アフリカ・ワールドカップ(W杯)、2012年のEUROの制覇に貢献している。
記事によると、ペドロは今季就任したフランク・ランパード監督のもと出場機会が激減。これまでプレミアリーグではわずか5試合、312分の出場機会しか得られずにいる。UEFAチャンピオンズリーグでもグループステージの1、2戦に出場して以降、出番がない。
アメリカのメジャーリーグサッカー(MLS)のインテル・マイアミ、ニューヨーク・シティFCからも獲得に向けて関心が寄せられているという。また、ペドロの契約は2020年6月までで、移籍違約金を得るにはこの冬の移籍市場しかないため、本人の意向も尊重し、チェルシーも放出を検討しているそうだ。
一方、Jリーグの移籍マーケットは3月27日まで開いている。神戸はすでにキャンプもスタートして新チーム作りに着手中だ。そのあたりがどのように影響するのか。もちろん、イニエスタの存在も大きいはずだ。
2020年のJリーグのトレンドとして、「3トップ」「ウイング」がさらに注目を集めそうである。そうなると世界一を獲ったウインガーの来日が実現すれば、サッカー界にさまざまな好影響を与えるに違いない。
しかし年俸も高額であるだけに……。果たして進展はあるのか。あるいは一気に、クラブからの正式発表もあるのか?
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[文:サカノワ編集グループ]