【浦和】エヴェルトンがポルトからのレンタル延長「妻もここを気に入っている」
浦和のエヴェルトン。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
今シーズン末まで。ポルトガルメディアが報じる。
ポルトガルメディア『マイス・フチボール』は2月10日、FCポルトから浦和レッズにレンタル移籍中のブラジル人MFエヴェルトンについて、2021年1月までレンタル期間を延長することが決まったと報じた。
記事では「ブラジル人MFエヴェルトンが、浦和レッズへのローン継続することを確認」と題し、同メディアが今季末までプレーするのを本人に確認したと伝える。
エヴェルトンは次のようにコメントしている。
「2021年1月まで、もう1年、ローン契約を更新しました。ここでプレーすることを、とても喜んでいます。すぐに適応できました。妻もここに住むことを気に入っています。クラブはすべての面で良い条件を提示してくれました」
そのようにサッカーに集中できる、浦和の環境に満足しているということだ。
また、「浦和にいたマウリシオとファブリシオは、以前(ポルトガル時代)から知っていたこともあり、すぐに新たな環境にも慣れることができました。日本の大会はあまりヨーロッパでは注目されていませんが、昨年のアジアチャンピオンズリーグではファイナリストになることもできました」と、浦和をアピールしている。
さらに将来については、「重要なのは、今ここで幸せを感じることです。もしもポルトガルに戻らなければいけないのであれば、もちろんそこは大好きですし、その時冷静に考えます」と語っている。なお、ポルトとは2022年まで契約を結んでいるという。
今回のエヴェルトンの場合は分からないものの、日本でプレーする外国籍選手は、複数年契約を結んだ場合でも、一方で税制上、1年ごとの契約更新も必要になると言われる。そのため「公表」は、1年契約になる場合が多いそうだ。
ボランチのエヴェルトンは2018年にポルトに加入し、そのままポルティモネンセSCに期限付き移籍。19年、浦和にレンタルされた。昨季J1リーグ22試合・2得点、アジアチャンピオンズリーグ(ACL)14試合・1得点・1アシストを記録している。
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[文:サカノワ編集グループ]