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ダビド・シルバの移籍先は神戸、マイアミの二択か

マンチェスター・シティのダビド・シルバ。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

ただしマンチェスター・シティと”短期契約延長”の可能性も。

 イギリスメディアの『マンチェスター・イブニングニュース』『デイリースター』、スペイン紙『アス』などはこのほど、今季でイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティとの契約満了を迎える元スペイン代表MFダビド・シルバの2020-2021シーズンの去就について、ヴィッセル神戸とメジャーリーグサッカー(MLS)のインテル・マイアミの2チームが最終候補として絞られたと報じた。

 ダビド・シルバは欧州以外への移籍が認められていると言われる。そうしたなか、この両チームが昨年末の段階から有力候補に挙げられてきた。

 1月の段階では、移籍専門サイト『カルチョ・メルカート』が、アメリカとカナダで展開されるMLSでデイビッド・ベッカム氏が共同オーナーを務め、今季発足するインテル・マイアミへの加入が決定的だと報じた。ただし、ライバルになるニューヨーク・シティFCがシティ・グループの一員であることが唯一、マイアミ行きへのネックになっていると言われた。

 今回の記事では、改めてスペイン代表時代からの竹馬の友であるアンドレス・イニエスタがキャプテンを務める神戸について、「移籍先候補の第一候補か」と、新天地候補だと伝える。一時、日本で噂された北海道コンサドーレ札幌、FC東京、またシティ・グループである横浜F・マリノスもシティグループについては、触れられていない。

 また、ダビド・シルバの遠い血筋は日本にあることも、彼がプレーを検討したいと希望する要因になっているようだ。

 とはいえ『マンチェスター・イブニングニュース』は、新型コロナウイルスの影響によって、ヨーロッパのカップ戦(UEFA欧州チャンピオンズリーグ/CL)が7、8月までずれ込む可能性を示唆。その場合、ダビド・シルバは「短期間の契約延長をするだろう」とも記している。加えて、クラブとしては、その後に盛大な惜別セレモニーを実施したい意向だ。

 もちろん、新型コロナウイルスにより、すべての面で、まったく先の見えない状況になってしまったが……。

 ダビド・シルバは1986年1月8日生まれの34歳、スペイン(アルギネグイン)出身。170センチ・67キロ。今季プレミア・リーグでは19試合に出場して3得点・7アシストを記録している。

 果たして、イニエスタとダビド・シルバの夢の共演が、この禍のあと、日本で実現するのか。

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[文:サカノワ編集グループ]

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