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優勝決定で南野にチャンス、先発復帰か?クロップ監督は「クォリティを持った選手がたくさんいる」とアストン・ヴィラを警戒

日本代表での(左から)中島翔哉、南野拓実、柴崎岳。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA ※写真はモンゴル代表戦より

リーグ優勝決定から初のアンフィールド。前節から中2日、南野に待望される初ゴール。

[プレミアリーグ 33節] リバプール-アストン・ヴィラ/2020年7月5日(日本時間6日0:30)/アンフィールド

 イングランド・プレミアリーグのリバプールFCが、ホームのアンフィールドで降格圏に沈む18位アストン・ヴィラFCと対戦する。リバプールは6試合を残した段階で30年ぶりのリーグ優勝をすでに決めており、現在リーグ戦3試合連続出場中の日本代表FW南野拓実は、再び先発の座を掴むか。

 優勝を決めたリバプールは直近のリーグ戦、アウェーでマンチェスター・シティに0-4の完敗を喫した。25分にケビン・デブライネにPKを決められると、35分には敵陣でボールロストからカウンターを受けラヒーム・スターリングに2点目。さらに45分にはボックス手前からワンタッチパスで崩され最後はフィル・フォーデンに決められ、前半だけで3点のリードを許した。そして66分にはオックスレイド・チェンバレンのオウンゴールで痛恨の4失点目。今季最多の4失点でシーズン2敗目を喫した。

 リバプールはプレミアリーグ28勝2分2敗(70得点・25失点)の勝点86で30年ぶりのリーグ制覇をすでに確定。残りは6試合、勝点15以上獲得した場合、17-18シーズンにマンチェスター・シティが記録した勝ち点100のプレミアリーグ記録を塗り替えられる。

 リバプールのユルゲン・クロップ監督はアストン・ヴィラ戦に向けた前日記者会見で、相手チームを警戒した。

「我々はアストン・ヴィラにリスペクトしていますし、彼らの置かれている状況についてもそれは同じことです。クォリティを持った選手がたくさんいますし、守備時には非常にコンパクトな守り方をします。自分としてはここが警戒すべきポイントで彼のフォーメーションを打ち破らなければなりません」

 南野はリバプールでリーグ6試合(143分)に出場し、まだゴールとアシストを記録できずにいる。リーグ再開後は全3試合出場しており、徐々にではあるが出場機会を確保し、信頼を得つつあると言える。優勝決定後、初のアンフィールドでの一戦。無観客試合ではあるが、南野にもそろそろサポーターの心を捉える一発が待望される。

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[文:サカノワ編集グループ]

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