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浦和移籍が噂されたガーナ代表メンサーの新天地が決まる

トルコメディア『アクサム』が2月、「浦和がメンサー獲得か」と報じた。※同メディアのサイトより

カイセリスポルから買取オプション付きの期限付き移籍、同じトルコ1部リーグの名門ベシクタシュへ。

 J1リーグの浦和レッズが獲得を検討しているとトルコで報じられてきた、同国1部リーグ・カイセリスポルでプレーするガーナ代表MFベルナルド・メンサーの2020-21シーズンの新天地がこのほど決定したようだ。25歳のアタッカーは同じトルコ1部の名門、ベシクタシュJKに期限付き移籍することで合意に至ったと、トルコの複数メディアが報じている。

 今年2月にトルコのメディアが、浦和がメンサー獲得へ調査していると報道。「カイセリスポルのスター」について、女性実業者として知られるクラブのベルナ・ゲツバシュ会長が「浦和からオファーが来ている」と語っていたというのだ。

 あまりに唐突で信憑性は低いと感じられたが、トルコの移籍報道は、時々“大当たり”を出す傾向にある(香川真司のベシクタシュ移籍、ルーカス・ポドルスキのアンタルヤスポル加入など)。メンサーはトルコリーグの中でも異彩を放つ存在で、実際に欧州をはじめ複数のクラブが獲得に向けて動いていることが分かった。

 結局、浦和は外国籍選手について、開幕の段階で出場可能な5人を確保。加えて新型コロナウイルスの影響によるリーグ中断に入り、この噂もまったく聞かれなくなった。

 すると今回、ガーナ代表アタッカーがベシクタシュに移籍することで決着したということだ。1シーズンの期限付き移籍で、買取オプション(450万―500万ユーロ/5億7000万円―6億3000万円)が付くという。2019-20シーズン、トルコ1部リーグで25試合・5得点・8アシストを記録している。

 メンサーは1994年10月17日生まれ、ガーナ出身、25歳。身長180センチのアタッキングミッドフィルダー。母国のヴィトーリア・ギマランイスを経て、アトレチコ・マドリードに所属し、ヘタフェCF、カイセリスポルにレンタルされたあと、2019年、カイセリスポルへの完全移籍に切り替えられた。ガーナ代表として4試合・1得点を記録している。

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[文:サカノワ編集グループ]

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