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【FC東京】永井謙佑が先制、蔚山現代のパスサッカーに逆転負け。最終パース戦でGS突破を目指す

FC東京の永井謙佑。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

12月3日にパース・グローリー戦。蔚山現代は1位突破が決定。

[ACL GS5節] FC東京 1-2 蔚山現代/2020年11月30日/エデュケーション・シティ・スタジアム(カタール・ドーハ)

 AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージ(GS)、J1リーグのFC東京は蔚山現代FCに1-2で敗れた。蔚山現代はGS突破が確定。FC東京は勝点7のまま。このあと日本時間の22時から勝点6で3位の上海申花が勝点ゼロのオーストラリアAリーグのパース・グローリーFCと対戦する。

 幸先良く先制したのはFC東京だった。開始1分、安部柊斗のマイナスのパスを受けた永井謙佑がペナルティアーク付近からポストを叩きながらサイドネットを揺らす狙い澄ました一発を沈めてみせる。

 その後はFC東京がカウンターを狙い、蔚山現代がパスサッカーで試合を進める展開に。すると44分、FC東京陣内で得たフリーキックを、ユン・ビッガラムに直接沈められて同点となる。

 後半は蔚山現代のパスサッカーが炸裂るる。その流れのなかで、85分、再びユン・ビッガラムの強烈な右足のショットが突き刺さり、FC東京はついに逆転を許す――。

 FC東京は最後の交代カードで原大智を前線に配置。パワープレーを試みるものの、蔚山現代が守りを固めるゴールを割ることはできなかった。

 上海申花戦で中国人DFのチンション(秦昇)による危険なスライディングタックルを受けて負傷退場を余儀なくされたデェエゴ・オリヴェイラはこの日、メンバー外となった(ベンチ入りはGK一人を含め10人まで可能)。

 FC東京は日本時間12月3日19時から、グループ最下位のパースグローリーと対戦する。蔚山現代は1位通過も決定している。

注目記事:極悪タックルの中国人DFに「キラーキング」の異名。「全く反省していない」と過去二度の暴挙に香港紙言及。ACL上海申花対FC東京、ディエゴ負傷の波紋広がる

[文:サカノワ編集グループ]

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