【柏】江坂任はオルンガとのホットラインに自信「得点を決めさせてあげる」。4日、FC東京と国立でルヴァンカップ決勝
柏の江坂任(2019年11月撮影)。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
「J1でいい感触を残せてきたので、自信はあります」
[ルヴァンカップ決勝] 柏レイソル – FC東京/2020年1月4日14:35/国立競技場
Jリーグカップ戦王者を決するルヴァンカップ決勝、延期となっていた2020シーズンの最終章・柏レイソル対FC東京戦が1月4日、国立競技場で開催される。前日練習を終えたあと柏の「10番」江坂任がオンラインによる記者会見に臨み、「いいパフォーマンスを見せて優勝に導きたい。そういったプレーを、この舞台でできないといけない」と決意を示した。
対するFC東京の長谷川健太監督も警戒するのが「江坂―オルンガ」のホットラインだ。江坂はその対策を練られても、さらにその上を行って、ゴールをもたらしたいと抱負を語る。
「ミカ(オルンガ)は自分がボールを持てば、一番先に動き出してくれます。動きの質もいいので、それをこの決勝の舞台でも出して、ゴールを決めさせてあげるのが一番。2019シーズンから続けてきて、今シーズンもJ1でいい感触を残せてきたので、自信はあります」
そのように江坂は胸を張った。
特長の面で共通項の多いFC東京との対戦となる。その勝負のポイントとして、レイソルの司令塔は次のように語った。
「先制点はかなり大事になります。互いにカウンターが武器なので、先制できれば、アドバンテージができます。(そのなかで自身は?)攻撃の起点にはならないといけないですし、守備の部分では、前でいいスイッチを入れられればと思います。(FC東京に対する警戒は?)カウンターが早くクオリティも高いので、(ボールの)奪われ方のところは気を付けなければいけません」
江坂自身にとっては、初のJ1の主要タイトルを懸けた戦いになる。新国立の大きな舞台で、どのような煌めきを放つのか。ファンタジスタがここでさらに高みへ突き抜けて行く。その一挙手一投足が、とても楽しみだ。
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[文:塚越始]