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なぜ久保建英の投入は81分に?オサスナとスコアレス、ヘタフェ監督が試合を総括

U-24アルゼンチン代表戦に臨んだU-24日本代表の久保建英。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

U-24アルゼンチン代表戦を経て帰還後、最初の一戦。

[スペイン1部] オサスナ 0-0 ヘタフェ/2021年4月3日(日本時間4日1:30)/エスタディオ・エル・サダール

 14位のヘタフェCFは勝点1差の13位CAオサスナとアウェーで対戦し、スコアレスで引き分けた。レアル・マドリードからヘタフェにレンタル移籍中の久保建英は、U-24日本代表の活動から帰還しての最初の試合となりベンチスタートに。81分にチームの最初のカードで投入されたが、チャンスに絡むことはできなかった。

 ヘタフェのホセ・ボルダラス監督は試合後の記者会見で、この日のゲームについて、次のように振り返っている。

「前半は本当に良かったと思います。チームとして試合をコントロールし、チャンスも作り出せました。後半の立ち上がりもとても良かったです。しかし終盤に差し掛かると、試合はより均衡しました。オサスナは布陣をとてもコンパクトに保ち、優秀な選手がサブにもいました。私たちはフィニッシュのところで課題がありました。ただチームのパフォーマンスは良く、リードするチャンスもありました」

 最初のカードである久保投入まで81分かかった。指揮官はそのように立ち上がりからチーム状態が良く、このまま均衡を崩せそうだと感じていたと言うのだ。

「あらゆる局面でイーブンな試合になるとは分かっていましたが、その通りの結果になりました。この結果は妥当なものと言えるかもしれませんが、私たちが勝つチャンスは十分ありました」

 ボルダラス監督はそのように悔やんでいる。

 U-24日本代表がU-24アルゼンチン代表に3-0の快勝を収めた北九州での第2戦、久保はトップ下で躍動。ヘタフェでも2試合連続での先発が期待されたが、今回はベンチスタートとなった。

 久保もこのスペインリーグのラストスパートに懸けている。次戦は4月10日の日本時間21時から、カディスCFとホームで対戦する。

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[文:サカノワ編集グループ]

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