イニエスタ順調に復帰、フルメニューこなす。「今すぐ使いたいぐらい」と三浦淳寛監督
神戸のアンドレス・イニエスタ。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
この日合流のリンコンは、ミニゲームで「短時間で3、4点決めていた」。
[ルヴァン杯 GS3節] 神戸 – 徳島/2021年4月21日18:00/ノエビアスタジアム神戸
J1リーグ ヴィッセル神戸の三浦淳寛監督が4月20日、オンラインによる取材に応じて、翌日のルヴァンカップ・グループステージ3節のヴィッセル神戸戦への抱負、新加入のリンコン、アユブ・マシカへの期待、そして主将アンドレス・イニエスタの現状について語った。
この日合流したリンコンについて、三浦監督は「ミーティングにも参加しました。少しですが、彼のプレーを見て、非常にポテンシャルの高さを感じました。あとはコンディショニングと周囲との連係をトレーニングで高めていければ、(デビューする日も)決まってくると思います」と期待を寄せた。また、先日の湘南ベルマーレ戦でデビューした(△0-0)マシカについても、「ボールの持ち方、背後に飛び出すタイミングを含め、相手にとって嫌な選手。リンコンと同様、チームメイトとの連係を高めていければ」と楽しみにしていた。
リンコンはさっそくミニゲームにも参加。プレーを間近で見た指揮官は、「体が強い、一歩が出る。お、そこで前へ出るのかと。マシカも同じく感じます。少しミニゲームをやりますしたが、短い時間でも3点か4点は決めていました。決め切るところは独特なものを持っていると感じました」と驚いていた。
そして待望されるイニエスタの復活に向けて。三浦監督は司令塔の現状について、次のように説明した。
「正直に言って、今すぐに使いたいぐらいの感じはあります。今日も全体練習のフルメニューをこなしています。感覚のところでしっかりコミュニケーションを取り、いつから試合に復帰できるか決めていきたいと思っています。(対人など)ゲーム形式にも入っています」
そのように指揮官は試合復帰まで秒読み段階であると語った。
そして徳島戦に向けて、「相手チームも我々のポゼッションのところは警戒していると思うので、その裏を突く、そういった駆け引き。そこは細かい修正を少しずつ取り組んでいます」と、攻撃面の課題克服をテーマに掲げていた。
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[文:サカノワ編集グループ]