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残念…クエンカが仙台退団「最高のレベルのプレーを示せずお詫びしたい」

イサック・クエンカ。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

2019年は鳥栖のJ1残留に大きく貢献、今シーズンは出場なし。スペインで右ヒザの治療に専念へ。

 J1リーグのベガルタ仙台は4月20日、スペイン人MFイサック・クエンカ(Juan ISAAC CUENCA Lopez)が退団すると発表した。クエンカとクラブが右ヒザのケガについて慎重に協議を重ねてきた結果、母国のスペインで治療に専念することを決めた。

 クエンカはクラブを通じて、次のようにコメントしている。

「最高のレベルのプレーを示すことができなかったことをお詫びしたいと思います。これからベガルタ仙台が繫栄し、J1に残り(仙台の)町の人たちが幸せになることを望んでいます」

 クエンカは1991年4月27日生まれ、スペイン・カタルーニャ州出身、29歳。179センチ・68キロ。スペイン出身。これまでのキャリアは、ジュロカ(スペイン)  ― CFレウス デポルティウ(スペイン) ― FCバルセロナB(スペイン) ― CEサバデル(スペイン) ― FCバルセロナ(スペイン) ― アヤックス(オランダ) ― デポルティーボ・ラコルーニャ(スペイン) ― ブルサスポル(トルコ) ― グラナダCF(スペイン) ― ハポエル・ベエルシェバFC(イスラエル) ― サガン鳥栖 ― 仙台(2020年~)。

 バルサ出身の技巧派アタッカーは2019シーズンに来日し、鳥栖でリーグ29試合・6得点を記録し、J1残留に大きく貢献した。そして昨季仙台に移籍したものの右ヒザ半月板損傷の大ケガに苦しみ、リーグ15試合・0得点。今シーズンも治療のため、ピッチに立てずにいた。

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[文:サカノワ編集グループ]

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