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「バイシクルは距離が遠くダメでした」。松井大輔が『登録解除』報道後初、久々の公式戦出場。サイゴンはハノイに敗れる

横浜FCの松井大輔。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

次節タインホア戦でリーグ前半戦を終え、7月の後期リーグに向けた選手登録期間へ。

 サイゴンFCの元日本代表MF松井大輔が5月2日、ベトナム1部リーグ(Vリーグ)12節のハノイFCとの一戦で74分から途中出場した。しかし試合1-3で敗れて、サイゴンは降格グループの13位に低迷したままだ。浦和レッズや松本山雅FC、FC岐阜でプレーしたFW高崎寛之はベンチ外だった。

 松井が試合後、自身のSNSのインスタグラム(アカウントは @matsuidaisuke_official)を更新し、試合の写真とともに次のようにメッセージを発信した。

「昨日の試合。バイシクルは距離が遠くてだめでした。
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#ハノイ
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#試合はやっぱり楽しい
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 ベトナムの複数メディアは4月18日、松井、高崎寛之、韓国人MFウ・サンホの外国籍選手3人を選手登録から除外すると一斉に報じた。今回の松井の出場はその報道後初めて。しかし、チームが劣勢に立つ悪い流れを変えることはできなかった(ちなみに直近の試合ではウ・サンホのみが出場していた)。

 FC東京、FC琉球と提携し「Jリーグ路線」を打ち立ててシーズンに挑んだサイゴンだが、招へいした前レノファ山口指揮官の霜田正浩監督は開幕3連敗を喫して解任された。リーグ戦の出場記録は、松井が7試合・0得点、高崎が5試合・0得点と、いずれもゴールを奪えずにいる。チームの成績はリーグ4勝1分7敗(6得点・14失点)で14チーム中13位。クラブスタッフに回っていた苅部隆太郎氏がAFCカップのみに出場できる外国籍選手枠でプレーヤーとして登録されるということだ。

 ベトナムリーグは5月7日のホームでの次節タインホアFC戦で一巡目のラスト13節を迎える。このあと7月の後期リーグに向けた選手登録期間を迎える。

注目記事:サイゴンFCが松井大輔、高崎寛之を登録除外、日本人スタッフ現役復帰へ

[文:サカノワ編集グループ]

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