【熊本】大木武監督の来季続投、永田求社長がファンの前で「やっちゃいますね」と発表!
ロアッソ熊本のエンブレム。(C)SAKANOWA
J1参入プレーオフへ指揮官「あと3試合残っています。あとほんのちょっとで勝てません。もう一つ皆さんの力が必要です」。
[J2 42節] 熊本 3-4 横浜FC /2022年10月23日14:00/えがお健康スタジアム
J2リーグ・ロアッソ熊本の永田求社長が10月23日、横浜FC戦後の今シーズン最終戦セレモニーで、大木武監督の来季続投を発表した。チームをJ3から引き上げて、J2復帰初年度は4位でフィニッシュした手腕を高く評価。熊本はこのあとJ1参入プレーオフに臨み、30日にホームで大分トリニータと対戦する。
永田社長はセレモニーでのあいさつのなかで、次のように語った。
「あと3試合戦うつもりでプレーオフに挑みます。そして、本当は今日の夕方にアナウンスされますが、ちょっとやっちゃいます。大木武監督、来季もロアッソ熊本で指揮を執ってくれます!」
そのように大木監督の4シーズン目の指揮を、ファンの前で発表した。
このあとあいさつに立った大木監督は、この日戦った横浜FCの昇格をたたえ、さらに日本代表のコーチ時代にともに戦った引退を発表した中村俊輔へ「中村俊輔選手、26年間、素晴らしいプレーを見せてくれました。私の大好きな選手でした」と労をねぎらった。
また熊本に携わった全ての人たちに心からの感謝を伝え、さらにプレーオフに向けて次のように呼び掛けた
「これでシーズンは終わっていません。あと3試合残っています。ぜひ、力を貸して下さい。今日見ていただいたように、あとほんのちょっとで勝てません。もう一つ皆さんの力が必要です。ぜひお願いします」
プレーオフ進出は他に、ファジアーノ岡山、モンテディオ山形。熊本は30日の1回戦で、大分との九州ダービーに臨む。
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