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「53分交代」鎌田大地がやや不満も納得!?フランクフルト、ボルシアMGに快勝

フランクフルトの鎌田大地。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

次週CLマルセイユ、ドルトムント戦に備えて。イエローカードも考慮。

[ブンデス1部 11節] ボルシアMG 1-3 フランクフルト/2022年10月22日18:30(日本時間23日1:30)/シュタディオン・イム・ボルシア・パルク

 ドイツ・ブンデスリーガ1部11節、アイントラハト・フランクフルトがボルシア・メンヒェングラードバッハに3-1の勝利を収め、4位に浮上した。フランクフルトの日本代表MF鎌田大地はボランチで先発し、53分で途中交代。同僚の長谷部誠、ボルシアMGの日本代表DF板倉滉はヒザの側副靭帯損傷により欠場している。

 鎌田は球際での強さも発揮し、トランジションの起点にもなった。そしてチームは前半のみで3ゴールを奪ってみせる。

 すると3-0とリードした53分、オリバー・グラスナー監督は鎌田とセバスティアン・ローデの交代を告げたのだ。決して負傷ではなく、ベンチに戻った鎌田はグラスナー監督と握手をかわす際、やや不満そうな表情を浮かべた。ただ指揮官も理解してくれ、といった感じで声をかけていた。

 試合は3-0のまま推移し、フランクフルト勝利が濃厚に。鎌田はすでにイエローカードももらっていたなか、やや相手の激しいプレーも増えていた。

 何より次週はUEFAチャンピオンズリーグのオリンピック・マルセイユ戦、そしてリーグはボルシア・ドルトムント戦と、重要なゲームがいずれもホームで控えている。連戦が続くなかでの指揮官が見せたマネジメントだった。

 フランクフルトは3-1で勝ち、6勝2分3敗の勝点20で4位に浮上。その中心には鎌田がいる。10月最後の連戦を経て、11月1日、カタール・ワールドカップ(W杯)に臨む日本代表が発表される。

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