【日本代表】大迫勇也は欠場。誰がキャプテンに!?底上げへ「チャンス与え、積極的にトライしてほしい」。森保監督がW杯予選タジキスタン戦に向けて抱負
日本代表のエース大迫勇也はタジキスタン戦欠場に。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
グループ2位相手に新たな“ヒーロー候補”が出てくるか。
[W杯アジア2次予選] 日本 – タジキスタン /2021年6月7日/パナソニックスタジアム吹田
日本代表の森保一監督が6月6日、翌日のカタールワールドカップ(W杯)アジア2次予選のタジキスタン戦に向けて抱負を語った。
すでに最終予選進出を決めている日本は、北海道でのU-24日本代表戦から中3日、選手を入れ替えて臨む。指揮官は「メンバー変更をして臨もうと思っています。変えられるところは変えて、勝利を目指します。公式戦の舞台でチームコンセプトをより浸透させながら、勝利を掴みチームの経験を上げていくことを考えていきたいです」と、この試合の位置づけを語る。
また別メニュー調整となった大迫勇也は左足内転筋に違和感を覚え治療にあたっている。タジキスタン戦の出場について、森保監督は「難しい」と言う。すでに2試合連続で先発しており、次戦は最前線に新たな選手が起用されることになる。大迫が担っていたゲームキャプテンを、果たして誰が担うのかも注目点になる。
吉田麻也、酒井宏樹、遠藤航がオーバーエイジとして、さらにCBの主力の冨安健洋もU-24日本代表に参戦。今回招集された選手たちにとっては、彼らに挑戦状を突き付けるぐらいのアピールが求められる。
「レギュラークラスの選手がここから3試合いないので、候補がどれだけできるかを見ていきたいです。状況によりますが、できるだけチャンスを与えていきたい。チーム力を上げるチャンスでもあるので、積極的にトライしてほしいです」
森保監督はそのように期待を寄せていた。
現在グループ2位のタジキスタンとの一戦。若返りを図ったチームは「守備を固め鋭いカウンターを仕掛けてきて、とても洗練されています」と分析する。日本はこれまでグループ6連勝で37得点・0失点。『結果=勝利』はもちろん、新たな“ヒーロー候補”の登場に期待が掛かる。
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[文:サカノワ編集グループ]