【選手採点&レポート│横浜FM 1-1 川崎】クオリティの高い一戦、主導権握った家長をMOMに選出
[マン・オブ・ザ・マッチ]家長昭博(川崎)
横浜FMは守備陣、川崎は中盤を評価。
[J1 6節] 横浜FM 1-1 川崎 /2018年4月8日/日産スタジアム
【MATCH REPORT】両チームともに主導権を握る時間帯がある見応えのある攻防が続いたが、なかなかシュートが決まらない。後半に入り川崎が再びリズムに乗ると、58分、阿部のクロスに家長が倒れ込みながら押し込み先制に成功。しかし直後の61分、ユン・イルロクのCKに中澤がヘッドで合わせ同点とする。その後は齋藤が川崎でのデビューを果たし、オープンな撃ち合いになったが両チームともに譲らず、1-1のまま引き分けた。とてもクオリティの高い一戦だったが、両センターフォワードがより積極的にゴールへ向かえれば、一段とスリリングさが増したか。得点を決めたうえに中盤で主導権を握った家長をMOMに選んだ。
□横浜F・マリノス
YOKOHAMA F・MARINOS
【選手採点】
GK
21 飯倉大樹 3
DF
27 松原 健 4
22 中澤佑二 4
2 ミロシュ・デゲネク 3
24 山中亮輔 4
MF
6 扇原貴宏 4
14 天野 純 3(90+1分▼)
9 大津祐樹 3(72分▼)
FW
20 オリヴィエ・ブマル 3(72分▼)
7 ウーゴ・ヴィエイラ 2
25 ユン・イルロク 3
交代出場
FW
11 遠藤渓太 3(72分△)
MF
40 吉尾海夏 ―(72分△)
MF
8 中町公祐 ―(90+1分△)
【採点理由】最終ラインが中央のスペースをしっかり埋めてボールを奪い、ピッチを広く使った攻撃に展開。試合を引き締めた中澤、山中ら守備陣を「4」と評価。ウーゴ・ヴィエイラはしっかりボールを収めていただけに、”ゾーン”に入った決定的なシュートを決めきりたかった。
□川崎フロンターレ
KAWASAKI FRONTALE
【選手採点】
GK
1 チョン・ソンリョン 3
DF
18 エウシーニョ 3
5 谷口彰悟 3
3 奈良竜樹 4
7 車屋紳太郎 4(71分▼)
MF
21 エドゥアルド・ネット 3
10 大島僚太 4
14 中村憲剛 4
41 家長昭博 4[MOM]
8 阿部浩之 4(77分▼)
FW
20 知念 慶 2(66分▼)
交代出場
FW
13 大久保嘉人 3(66分△)
DF
32 登里享平 ―(71分△)
MF
37 齋藤 学 ―(77分△)
【採点理由】中盤の構成力は高く、やや前掛かりになってバランスを崩しても、奈良らがしっかりカバーしていた。パスをよく引き出してスペースとチャンスを作りだした知念だが、ゴールやアシストにもかかわりたいところ。齋藤の突破力はやはり武器になりそうで、コンビネーションの精度を高めれば、かなりの脅威になりそうだ。
【採点基準】サカノワの選手採点は、より分かりやすく通信簿のような5段階評価を採用。評価基準は、5=とても良い、4=良い、3=及第点、2=本来の力を発揮できず、1=大きく期待外れ……。試合結果を重視して、評価にも反映しようと思います。先発メンバーと途中出場の20分以上の出場選手が対象。いつか(もしかするとすぐ!?)、「オール5」達成だ!
文:サカノワ編集グループ